ついに、アレで“腸活”始めました!

ついに、アレで“腸活”始めました!


【Fromエディターズ】子供の頃からずっと、実家の食卓には朝も夜も母の漬けたお漬物が並んでいました。朝食はパン派の私がパンにジャムをのせて食べていても、母から「漬物、食べてね」と言われて、「え!(ミスマッチ)」と思いながら親孝行のつもりで(笑)いくつかかじっていました。
実は私の腸がとっても丈夫で活動がやたらと活発なのも、このお漬物を食べ続けていた蓄積があるからかもしれません。

とはいえ、大人になり親元を離れて自分のキッチンを持っても、なかなかお漬物を自分で漬けるという気持ちにはならず。ぬか床を毎日かき混ぜるなんて大変だ・・・とか、ぬかが爪の隙間に入りそう・・・とか、いえいえ、そこまで具体的に考えることもなく、何となくの面倒くささが無意識にあり、ぬか床を持つなんて発想すらありませんでした。

〈左〉「樽の味」の説明書、〈右〉名著『もうレシピ本はいらない』/マガジンハウス

そんな私に、ある日、ぬか床のプレゼントが・・・! 贈り主は、カメラマンのK氏。どうやら彼の家庭では、ぬか床を育てているようです。
届いたのは、和歌山県の漬物屋「樽の味」のぬか床。プラスチックの容器とぬかが入った袋を目の前に、つ、ついに禁断の(?)デビューか・・・と複雑な気持ちになったことを覚えています。

わかりやすい漬け方説明書も付いてました。いえ、漬けるのは簡単なんですよね。大変なのは、毎日かき混ぜること!

そんな私をヤル気にさせてくれたのが、稲垣えみ子さんの著書『もうレシピ本はいらない』。

世の中の人々は、ぬか床を恐れている。何かよほどの名人か何かでなければ取り扱うことは許されぬ、つまりコントロール不能なバケモノのように思っているのではないだろうか。

あ、はい、それ私です。
稲垣さんがこの本の第5章「ローフード? 漬物ですがそれが何か?」は、私がぬか床デビューしたあとに体験したであろう試行錯誤がすべて綴られていて、もう私はそのあたり(かきまわすのをサボったらどうなるか、冷蔵庫にいれるべきか否か、旅行中はどうするのか)に悩むことなく、勇気を持ってデビューできたのでした。稲垣さん、ありがとうございます。

Licensed by Getty Images

米ぬかにはビタミンE、鉄、ポリフェノール、マグネシウム、食物繊維・・・エトセトラのミネラルや栄養素が詰まっています。ぬか床に漬けた野菜は植物性乳酸菌のチカラで発酵するので、お漬物を食べることで“生きた植物性乳酸菌”を摂取できるわけで。毎日食べていれば、腸が超快調。便秘に悩む編集部女子たちに、ぬか床をプレゼントしたいくらいです。

そしてもう一点、ぬか床ライフが楽しくなる着眼点がありました。
再び稲垣さんの著書からの引用になりますが――

実は君(ぬか床)が生き物だとは、正直全然考えちゃいなかったんだよ。スーパーで売っている浅漬けの素みたいなもんぐらいにしか考えていなかった。つまり単なる道具としか思っていなかったんだ。しかし、あなた様、実は生きておられたんですね!〈中略〉 以来、私はぬか床を混ぜることが苦でも何でもなくなったのです。

そうなんですよ、ぬか床を育てている人にとっては、うんうん、わかる~と共感するくだりです。
実際、ぬか床のフタを開けるときに今日はご様子いかがかしら~と軽くわくわくしたり、かき混ぜるのを2日ぐらいサボったときは塩昆布入れるから許して~とご機嫌をとったり(笑)。ぬか床は、まさにペット感覚で一緒に暮らす“生きもの”なんですよね。ぬか床を育てる、というぐらいですから、ほんと、これはもうペットをお世話する、みたいなもんです。

ということで、そんなうちのぬか床、ぬっくん(名前を付けてみました)のために、新しいおうちを購入しました。今までのプラスチック容器から、このホーロー容器にお引越しさせます。ぬっくん、喜んでくれるかしら(笑)。

メイドインジャパン!野田琺瑯の漬物用容器です

野菜の水分でぬか床はちょいちょい水っぽくなりますが、磁器の水取り器も付いていました。可愛い♪

うちの定番は人参や大根、カブなどですが、蓮根やセロリ、玉ねぎ、ゴーヤ・・・何だってOK。季節の移り変わりとともに、いろいろな野菜を漬け込んでいきたいと思います。ご飯のおかず、お酒のツマミ、小腹が空いたときにも、ぱりぽりいけます。
育てているうちに、どんどん“ウチの味”に変化してきて、愛着もひとしお。

本日、無事に引っ越し完了。ぬっくんと新しいおうち

日本のピクルス、お漬物。アラサーの皆さんも腸活も兼ねて、ぜひ気軽にトライしてください。大袈裟でなく、本当に“楽しい日課”になりますよ。(GINGERweb編集部 HIRAYAMA)

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