【特集】専門家に聞く!体のトラブルをセルフお灸で改善〜美肌編〜

【特集】専門家に聞く!体のトラブルをセルフお灸で改善〜美肌編〜

2千年以上もの歴史を持つお灸が、美容意識の高い女性の間でにわかに注目を集めています。お灸の基本ステップからツボ探しのコツ、そして体質や悩み別におすすめのツボなど、 はじめての方でも今日から簡単にできる、安全で効果的なお灸を使ったセルフケアをご紹介します。
セルフお灸でキレイvol03

セルフお灸で簡単に叶える!内側からの根本美肌ケア

体質改善や不調緩和で注目を集めるお灸ですが、その温熱効果は身体の巡りをよくするため、美肌効果も期待できます。乾燥対策はもちろん、エイジングのサインにも効果はてき面。化粧品では叶えられない内側からのケアをセルフお灸で実践してみましょう。

【お悩み 1】肌に潤いが足りません! 効果的なお灸のツボは?

季節を問わず、カサついたり、突っ張ったり肌が乾燥しています。保湿クリームを塗っても潤いが持続しません。乾燥を防ぐ根本ケアは、お灸で可能なのでしょうか?

【回答 1】血の巡りを促し、栄養を隅々までいきわたらせるようにしましょう。

肌は内臓の鏡。内臓が正常に動き出すと、栄養分が身体をスムーズに巡り、内側から潤う肌が手に入ります。
オススメのツボ:太白
太白は、消化器や呼吸器など、内臓全般に良いと言われるツボです。むくみも解消され、透明感が増す効果も。どんなに保湿ケアをしても潤いが持続しないという女性にオススメのツボです。

【ツボの取り方】
足の親指を曲げてできるシワのかかと寄り。

オススメのツボ:照海
全身のエネルギー量を高めながら血の巡りを良くする働きがあり、身体の隅々まで栄養を行きわたらせて、自ら潤う肌へと導いてくれます。また、利尿作用や月経痛や月経不順の改善に効果を発揮するため、女性なら覚えておきたいツボです。

【ツボの取り方】
足の内くるぶしの真下にある、押して痛みを感じるくぼみ。

【お悩み 2】法令線がくっきり…気になります! 効果的なお灸のツボは?

30歳半ばを過ぎた頃から法令線が目立つようになり、一気に老け込んだ感じがしています。一度できてしまった法令線は、元に戻らないのでしょうか?

【回答 2】滞りを解消し、水分や皮脂のバランスのいい肌状態に整えましょう。

肌に現れた加齢のサインを目立たなくするには、内側からのケアが不可欠。お灸で巡りをスムーズにし、栄養を隅々までいきわたらせることが近道です。
オススメのツボ:合谷
法令線を目立たなくするには、乾燥対策が不可欠。乾燥は肌のたるみを引き起こし、シワを深く刻んでしまいます。【万能のツボ】とも呼ばれる合谷にお灸をすえ、血液の流れを良くし、乾燥を根本から解消しましょう。水分バランスが整って自然な赤みのさした、健康的な美肌へ。潤いに満ち、ハリがよみがえった肌は、法令線が気になりません。

【ツボの取り方】
手の甲側で人指し指と親指の骨の交差したつけ根からやや人指し指寄りをなでて、へこんでるところ。
オススメのツボ:中渚
シワを深くする原因のひとつが過度なストレス。神経がこわばった状態にあると、身体が凝りやすくなり血行不順に。不眠にも効果があることで知られる中渚にお灸をすえ、心身を緊張から解きほぐしましょう。表情も自然と柔らかくなり、法令線も目立たなくなります。

【ツボの取り方】
手を握った時、薬指と小指の間にできるくぼみ。手の甲を上にして薬指と小指の間を手首へ向かって指で押していくと骨と骨が狭くなっているところ。押すと骨に響くような痛みあり。

やさしく温め肌を土台から整える

乾燥対策やエイジングケアとしてはもちろん、季節の変わり目で肌が揺らぐとき、肌が敏感に傾きがちな月経前など、レスキューケアとしてお灸を取り入れるのもオススメです。継続することで肌が土台から整い、トラブルや不調を寄せ付けない強さが養われます。目指すは、経年優化。お灸の力を借りて不調&トラブルの元を取り除き、美しさが溢れ出す素肌を目指しましょう。

  Profile
監修/吉澤 明日香先生(さくら治療院)

恵比寿駅から程近い、 働く女性の保健室をコンセプトに掲げた鍼灸治療院「さくら治療院」所属。鍼灸師、JSTA認定スポーツアロマトレーナー、AEAJ認定アロマセラピスト、アロマインストラクター、せんねん灸セルフケアサポーターの資格も持ち、不調・トラブルを抱える女性からの信頼が厚い。

■さくら治療院
TEL:03-6416-1016 
HP:http://sakusakura.com
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
撮影/よねくらりょう

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