ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE 〜食べて泊まれる複合施設〜

ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE 〜食べて泊まれる複合施設〜

前から一度は訪れたいと思っていたのが、「ONOMICHI U2(以下、U2)」です。
川島屋百貨店

ONOMICHI U2

HOTEL CYCLE

 ONOMICHI U2 HOTEL CYCLE
ここは、広島県尾道市に2014年に誕生した施設で、サイクリストのこだわりとサービスを提供するところ。サイクリストでない私は、そこに少しだけひっかかり、すぐに訪れることができませんでした。

ただ、知り合いのデザイナーが関わったプロジェクトだったことから、聞いてみたら「サイクリストでなくても十分に楽しめる」とのこと。福山市を仕事で訪れる機会があったので、その足で泊まることにしたのです。

JR尾道駅から歩いて5分ほどの海沿いに、倉庫のような佇まいの建物が――これが「U2」で、海運倉庫をリノベーションして作った、ホテル、レストラン、カフェ、ショップが入っている複合施設なのです。

入ってすぐの空間に、どんと置かれているのは名和晃平さんのアート作品。そこがいわば象徴的な場となって、左右に延びる大空間に迫力やエネルギーを与えています。2000㎡に及ぶ空間は、片側が宿泊施設、もう片側が商業施設になっています。
 
「サイクリスト」を謳ったのは、瀬戸内海に浮かぶ島々を7つの橋で結んだ「瀬戸内しまなみ海道」が「サイクリストの聖地」となっていて、そこをサポートしていこうという意図があってのこと。

実際に宿泊してみて、サイクリストでなくても満喫できることがよくわかりました。ここを訪れて過ごすと、「瀬戸内しまなみ海道」の基点となっている尾道の良さ、瀬戸内海の良さを存分に味わえます。
客室は無駄のない良質なデザインで、施設が海に面しているので、瀬戸内海を眺めながら、テラスでゆったり過ごすのも一興です。

カフェやレストランは、おいしい食材を活かし、丁寧に提供しているものばかり。朝・昼・夜と、それぞれに対応したお店があるし、どこも気軽に楽しめるのが良いところ。

物販スペースには、地元の食品類や雑貨類が並び、中には、施設と一緒に作ったものも含まれていて、運営している人たちが手間暇かけて運営している様子が伝わってきます。

そして、たくさんの店が入っているのに、ひとつにまとまっている感じがするのは、テナントではなく、すべて「U2」が直営ショップとして運営しているから。だから、質の良いモノとサービスが提供されているのです。
また是非、訪れてみたいところのひとつです。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
 ONOMICHI U2
ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)
HOTEL CYCLE(ホテル サイクル)
価格:スタンダードツイン(2名1室) 18,200円〜(税込)
問い合わせ先:ONOMICHI U2
TEL:0848-21-0550
川島蓉子 かわしま・ようこ
1961年新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。ifs未来研究所所長。ジャーナリスト。