【VOCE20周年】整形・レーザー・点滴・手術etc.美容医療の20年は目覚ましい進化

【VOCE20周年】整形・レーザー・点滴・手術etc.美容医療の20年は目覚ましい進化

VOCE 創刊と歩調を揃えるように次々とオープンしたのが、最新の美容医療技術を備えた美容クリニック。ドクターたちと美意識を切磋琢磨した20年を振り返ると……。

進化し続ける華麗なる美容医療

「美容医療ならVOCE」の定評を確立した20年。ご覧のとおり、創刊当初から、肌を土台からごっそり入れ替えるブルーピールやまだ呼び名もなかったプチ整形を意欲的に取り上げ、先進のメディカル情報を発信してきた。 創刊時の1998年頃というと、美容医療や美容外科手術は、特別な職業の特別な人たちがこっそり受ける、”なんだか怪しく恐ろしい施術”のイメージがまだまだ強かった時代。一般的には、ニキビやシミ程度でクリニックにかかるというのにも抵抗があった。

その一方で、美容医療の先進国アメリカで、”美を生み出す医療界のアーティスト”としてトレーニングを積んだり、最先端の医療技術を使いこなす若手ドクターたちが、次々と美容クリニックをオープンし、大変動が起こりつつあった頃。まさに美容医療黎明期だ。マシンや施術の進化も目覚ましく、脱毛やシミ取りなどのレーザー治療が一気にメジャー化。そこに新開発のヒアルロン酸やボトックス等の薬剤が加わったことで、”切らない整形”ブームがわき起こった。

VOCEは、そうした動きに素早く食いつき、身体を張ってリポートした記事も数知れず。ドクターたちから「VOCEは話を聞くだけじゃなくて、編集者やライターが本当に体験取材しちゃうから」と、ヘンに尊敬されたものだ。「VOCEのメディカル記事は、どこよりも早く、詳細で正確」という高い評価も、こうした伝統(?)の賜。 今では美容医療発想のスキンケア化粧品もすっかり一般的になり、ますますビューティと医療は切っても切れない関係に。VOCEの最新スキンケア情報がピカイチなのも、医療とコスメ、どちらにも精通しているから!

KEY WORD 1◆プチ整形

✔ヒアルロン酸(顔立ち・シワ埋め)
✔ボトックス(笑いジワ・眉間・小顔・汗止め)

美貌も美肌もエイジングケアも自在

注射器でヒアルロン酸を注入するだけで、鼻筋がすーっと整い、きゅっと尖った美人なあご先に。くっきり目立つ表情ジワもボトックス注射で解消、と簡単に劇的な効果が得られ、かつ数ヵ月で元通りになる新施術を、いち早く”賞味期限つき”整形として紹介したのが1998年。いつしか「プチ整形」と呼ばれるようになり、今ではすっかり美容クリニックの看板メニューに。ヒアルロン酸は法令線などのシワ埋めや石原さとみ級ぽってり唇の演出施術、ボトックスは小顔づくりのえらボトや制汗ボト、脚やせボト等の多彩なメニューを生み、進化を続けている。

KEY WORD 2◆レーザー治療

✔脱毛
✔シミ取り
✔たるみ
✔毛穴

レーザーに高・低周波、超音波と多種

VOCE創刊と時を同じくして、ぐぐっとメジャー化したのが医療用レーザー治療。かつてのニードル脱毛は高額で痛みも強かったけれど、お手頃で痛みも少ないレーザー脱毛の登場で、気軽につるすべ肌が手に入るようになった。まさか消せるとは思っていなかったシミやホクロまでお安く数ヵ月で解消できて、一時は”美白コスメの危機”が叫ばれたほどだ。レーザー治療の大成功を受けて、フォトフェイシャルやサーマクールなど、さまざまな光や超音波を利用したマシンが続々と開発され、もはや”切らない施術”がメインストリームに。ニキビ治療から毛穴ケア、赤みやたるみ改善、スリミングまで、今では(お金さえ出せば)解消できないものはないほど。


KEY WORD 3◆美容点滴

✔プラセンタ
✔ビタミンC

インナービューティの定番ケアに

「昔はなかったの?」というくらい、すっかりおなじみになったのが美容点滴だ。人気の発火点は、プラセンタやビタミンC、ニンニク等の疲労回復&風邪予防の点滴。時をおかず、内側からもキレイになりたいビューティ魂に飛び火し、今では美白の定番の高濃度ビタミンCやデトックス、美肌など、多彩な美容点滴が生まれている。最新人気は、長い歴史を持つマイヤーズカクテル。生理不順の改善やエイジングケアに効くと、再ブレイク中。

KEY WORD 4◆スリミング

✔脂肪吸引
✔進化形脂肪吸引

余分な脂肪は溶かす? 凍らせる?

今、いちばん盛り上がっているのが、スリミング施術。代表的な脂肪吸引術が「痛いし怖いし高いし」と人気が下降する一方で、多彩な新機軸が登場している。皮下に細い管を通してレーザーを照射し皮下脂肪だけを焼くスマートリポや外側からの温熱刺激で脂肪を溶解するヴァンキッシュ、反対に脂肪細胞だけ凍らせて壊すクールスカルプティング、はたまた脂肪溶解注射やダイエットピルなど百花繚乱だ。食事制限も運動も苦手でも、信頼できるクリニックとお金があれば痩身なんて簡単!?

KEY WORD 5◆二重まぶた手術

15分で完了のクイック埋没法も

もう少し目がぱっちりだったら、という切なる願いに応える二重まぶた手術。まぶたを医療用の糸で縫い留める「埋没法」は手術時間が数十分と短く、抜糸の必要もなく腫れも少ないので一番人気に。昼休みに手術を受ける猛者も少なくない。その一方、パチンという音とともにいきなり糸がはずれて元通りに、という笑うに笑えないお話も……。まぶたに厚みがあったり、腱が伸びてしまっているときは切開手術がマストだけれど、症状によっては保険も適用されるようになった。奥二重で腫れぼったいまぶたの手術として注目を集めているのが、眉下で縫い縮める通称「眉下切開」。いずれも日本の手術の技術は高く、手術のために来日するアジア人旅行者も多い。

KEY WORD 6◆ピーリング

✔ブルーピール
✔AHAピーリング
✔マッサージピール

医療レベルの本家角質ケア

「肌を酸で溶かすなんてホラーすぎる!」と、恐れおののいたのは、ほんの一時。効果がマイルドでフルーツ酸というキャッチーなネーミングのAHAピーリングが登場すると、「つるつるすべすべになって、透明感も出る」と、エステでも取り入れられるほどに。広い意味での角質ケアとして、今ではホームピーリング用コスメも多く、美容医療がコスメに与えた影響力の大きさを実感させられる。医療レベルのピーリングも劇的に進化し、最新の通称「マッサージピール」は、ブルーピールに迫る高い美肌効果かつダウンタイムもほぼなく、爆発的人気の兆しが。

撮影/伊藤泰寛 取材・文/近藤須雅子 構成/鬼木朋子

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