20代前半とアラサーは似合うメイクが違うという現実をまじめに考えてみました!
顔や肌の変化を無視して20代の頃と同じメイクをしていると、違和感が生まれてしまいます。メイクも年齢に応じてアップデートが必要!
アラサーが似合うメイクは、ナチュラルな血色&眉がカギ!
ポイントは"あるものを生かす"こと。頰と唇はもとの血色を強める程度、眉は足りないところを描き足す程度にメイクすることで、過不足ないバランスに。
アラサーのための正しいメイク順
目元からメイクを始める人も多いと思うけれど、実はコレがメイクバランスに違和感が生まれる原因。まずメイク順を正すことが、似合わせメイクの大前提!
1.チーク 本来の血色を再現
最初にメイクすべきはチーク。といっても色を効かせるのではなく、あくまで仕込みとして、本来ある血色を再現する程度のうっすら具合で。外→中→外へ、三角形にぼかして。
淡く色づいて、体温を感じさせるイキイキした肌を演出。
キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ 05 ¥3000/カネボウ化粧品
次は唇に血色を。口紅やグロスのように色がのるものよりも、唇の水分などに反応して自然に色づくタイプが◎。自分だけの血色が叶うから、後で重ねるカラーの似合い度もUP。
唇の水分に反応し、唇をかんだ時のような自然なピンクに発色。
ストールンキス エンハンサー ¥2800/アディクション ビューティ
3番目は眉。眉を描くとアイメイクをしていなくても目元に強さが出てくるため、アイシャドウやアイラインが濃くなりすぎるのを防ぐことができ、アラサーらしい上品な目元に。
ナチュラルかつ、こなれた雰囲気の眉に仕上がるアッシュブラウン。
インディケイト アイブロウパウダー 04 ¥3500/セルヴォーク
■ここまでで、外出できる顔に整います!
頰と唇の血色を上げて眉を描く。これだけで、メイク感がほどよくある外出OKの顔に。あとは好きなカラーを足していくだけ!
立体感ではなく、影をとばしてフレッシュな印象を引き出すために、ハイライトをオン。目の下~Cゾーン、額の中央、鼻の頭、口角の下に、直塗りしたあと指でなじませて。
みずみずしく澄んだツヤを、欲しいところにだけ狙いうちでオン。
ルナソル ラディアントスティック 01 ¥3000/カネボウ化粧品
ヘア&メイクアップアーティスト Georgeさん
「どんなときも、この順番でメイクをしてください。先に血色と眉を仕込んでおくことで、その後のせる色の強弱のバランスが見えてきますよ」
撮影/向山裕信(vale. /モデル)、伊藤泰寛(静物)、ヘアメイク/George、スタイリング/川崎加織、モデル/藤野有理、取材・文/宮下弘江、構成/鬼木朋子