【医師に聞く】イボ・ほくろを除去したい!今どきレーザー治療とは?

【医師に聞く】イボ・ほくろを除去したい!今どきレーザー治療とは?

目立つ所にあるイボやほくろを除去したいと思っても、いざとなると、何だか怖そうと二の足を踏んでしまう方も少なくないといいます。そこでトキコクリニック京都四条院の院長である本城早紀先生に今どきのレーザー治療法について詳しく教えていただきます。
教えてドクター! イボ・ほくろの正しい知識と対処法 本城早紀先生

イボを除去したい!そもそもイボは除去すべき?

顔や首など目立つところにあるイボは、女性にとっては悩みの種です。ですが、いざイボを取るとなると昔ながらの「手術」のイメージもあり、少し怖いように感じている方も少なくないと聞きました。医学的には、イボは取らなくても大丈夫なのですか。

「一般的なイボであって、見た目に、あまり気にならないのであれば、急いで除去する必要はありません。ただ、イボは増えたり、大きくなることも多いので、処置後の治りなども考えると、小さいうちにレーザーなどで除去してあげる方がおすすめです」(本城先生)

そうなんですね。

「なお、イボが急激に大きくなったり、色に濃淡がでてくるようなことがあれば、それは悪性(=癌)の可能性もあるので、早めの受診が必要です。また大きいイボの場合は、メスなどを使う『切除』が必要なケースもあります」(本城先生)

イボに変化が見られたときには、迷わずに、皮膚科を受診することが大切なようです。

イボを除去する!最新のレーザー治療法とは?

一般的なイボを除去する場合ですが、最新のイボの治療法とはどのようなものですか。

「最近のイボの除去は、『炭酸ガスレーザー』が主流です。これは、皮膚を削るレーザーなので、施術の直後から、少し凹みや赤みがでます。そのため、数日は外用薬を塗布します。またクリニックによっては、数週間程度、ガーゼやテープをするところもあります」(本城先生)

施術時の痛みや施術時間はどれくらいですか。

「皮膚を削るレーザーですが、通常は、レーザーを照射する前に局部に麻酔をするなどしっかりと処置を行うので、痛みの心配はほとんど必要ありません。レーザー治療自体の時間は、数分程度で終わります」(本城先生)

ダウンタイムは、ありますか。

「『深さ』など個人差がありますが、数週間~数か月で平坦になります。赤みは、しばらく続き、赤みが引くと色素沈着(=シミ)がでることもあります。ただ、こういった色素沈着は、『保湿』、『遮光(紫外線対策)』、『美白外用薬』でおさまるので、あまり心配はいりませんよ」(本城先生)

この他に注意点などありますか。

「ウイルス性のイボの場合は再発しやすいので、事前に、医師に詳しく相談すると良いと思います。また、先ほどもお伝えしましたが、『小さい』『少ない』うちに取ると、より早く、綺麗に治りやすくなるので、悩んでいるのなら、早めにお医者さんに相談しましょう」(本城先生)

ほくろを除去したい!今どきのレーザー治療法

ほくろも目立つところにあると、気になるものです。ほくろの除去についても教えてください!

「ほくろについても、先ほどのイボと同様に『炭酸ガスレーザー』で除去することができます。ほくろの深さにもよりますが、イボよりも更に深く削るケースが多いです。その際、深く削りすぎると平坦に戻りにくくなることもあるので、信頼できる医師の元で治療してもらうことをおすすめします」(本城先生)

わかりました。

「また、ほくろは再発することもあり、大きいものや深くて取りきれないほくろについては、メスを使った『切除』が必要になります」(本城先生)

こいった点でも、事前にお医者さんと良く相談することが大切なのですね。ほくろの除去におけるダウンタイムなどについても教えてください。

「施術の直後から凹みや赤みが出ますが、数か月かけて平坦になります。赤みが引いたころから、イボ同様に、色素沈着(=シミ)がでることがありますが、通常は、『美白外用薬』などの美白ケアでおさまります」(本城先生)

この他に注意点などありますか。

「ほくろと思われているものの中には、悪性のものである場合もあります。最近は、『ダーモスコピー』という医療用の虫めがねのような機器で、悪性か良性かをずいぶん判断できるようになりましたが、その際に、ほくろでない悪性のものが疑われた場合は、皮膚科や形成外科で切除・生体検査が必要になります。いずれの場合も、お医者さんに、しっかり相談していくことが大切です」(本城先生)

一般的なイボやほくろであれば、大きな手術などしなくても、レーザー治療で、除去できるのですね。これらのことで悩んでいるのであれば、一度、相談だけでもしてみてはいかがですか。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
本城 早紀 先生
トキコクリニック 京都四条院 院長/美容皮膚科医

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