過度な紫外線対策は健康を害する?太陽光がもたらすビタミンDの効果

過度な紫外線対策は健康を害する?太陽光がもたらすビタミンDの効果

ビタミンDって知っていますか?同じビタミンでもA、BやCは知っていてもDって何?という人もいるのではないでしょうか。太陽の光と密接な関係にあるビタミンDは、健康にとっても美容にとっても重要な役割を持っています。

紫外線対策のやりすぎに注意!太陽の光とビタミンDの効果

春になって暖かくなると外に出る機会も増えますが、気になるのは紫外線ですよね。紫外線量が増える春から対策をする人も多いと思いますが、あまりに徹底しすぎると、健康を害する可能性があるのをご存知でしたか?

考えてみれば、そもそも太陽の光を全く浴びない生活自体が考えにくいのですが、実は太陽の光には、新陳代謝を高める効果があり、美容にも健康にも重要な役割があるのです。

紫外線を浴びると、カルシウムの吸収に必要な「ビタミンD」が合成され、健康的な歯や骨の形成などに関係してきます。血液中のカルシウム濃度を高めるほかにも、免疫を補助したり、血管や心臓の機能を改善したり、さらには抗がん作用などがあると言われています。若々しく健康でいるためには、ビタミンDはとても重要な栄養素なのです。

主に成長段階で重要な栄養素と考えられていますが、ビタミンDが不足すると、X脚やO脚の原因になったり、下顎がグラグラしたり、骨や歯の成長を害すると言われています。

大人でもビタミンDが不足していると、骨がやわらかくなって痛みが生じる「骨軟化症」や、高齢の人は骨折しやすくなったり、さまざまな影響が出てきます。

日光浴は素晴らしい!太陽の光が与える健康と美容効果

ビタミンDは食事から摂取することも可能ですが、太陽の光を浴びるメリットはほかにもあります。

太陽の光を浴びると「セロトニン」と呼ばれる、神経伝達物質成分が分泌され、気分を安定させてくれます。うつ病の治療や予防に太陽の光を浴びるのは、こうしたメカニズムがあるからなのだそう。

このセロトニンは、自律神経に働きかけて、夜更かしなどでズレてしまった体内時計を修正してくれる効果もあるのだとか。

また、美容面でも太陽の光は重要です。ビタミンDの合成によって、肌細胞が成長するため、肌荒れやくすみの改善にも効果があると言われているのです。

紫外線対策が、かえって健康や美容を害することもあるとは驚きですよね。あまり紫外線に過剰にならずに、健康のために1日少しでも日光浴を心がけてみてはいかがでしょうか。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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