【新連載】全力解説! 理解してスキンケアすると肌はみるみる変わる〜保湿ケア編〜

【新連載】全力解説! 理解してスキンケアすると肌はみるみる変わる〜保湿ケア編〜

こんにちは、ビューティエディターの平輝乃です。今月からスキンケアの基本のキをわかりやすくかみくだいた連載【全力解説!】をお届けします。第1回は、うるおいのある肌や角層の謎に迫る「保湿ケア」編です。
全力解説_角層保湿_1

理解してスキンケアをすると、肌はみるみる変わる!

今、スキンケアのトレンドは角層の保湿にあり、と言われています。でもみなさん、角層ってどこにあるか知っていますか?
たった0.02mmの厚さだもの。潤わせるのなんて簡単、と思うでしょ? でもその考え、実に甘いです。考えてもみてください。

そもそも角層のバリア機能をスルーして水分が浸透するのなら、色付きの入浴剤の入ったお風呂に浸かった肌はこんなことになってしまうのでは……?
でも、実際の生活ではこのイラストのようなことは起こりません。なぜなら、角層は肌の外部と内部を隔てるバリアの役割を果たしているから。外部からの侵入物をブロックして肌内部を守る働きと、肌内部の水分を外へ蒸散させるのを防ぐ役割があります。

つまり……
全力解説!
バリア機能により、わずか0.02mmでも角層は簡単に潤わせることはできない!
全力解説!
なぜなら角層は、外からの刺激や異物をブロックするためのものだから…
【全力解説!】

つまり外部からの侵入物を簡単に通してくれないのが角層なのです。顔の角層は約10層程度。そんな10層の角層のうち、化粧水をちゃちゃっとつけたぐらいで潤わせることができるのはせいぜい2~3層ほどと言われています。

全力解説_角層保湿_角層は簡単に潤わせることはできない!

角層の下の数層は、接している表皮の水分によって潤っているので、問題は中間に位置する3~4層まで潤いが行き届かず、乾燥状態になることです。化粧水を塗ってもなんだかごわついている人は、角層の中間層が潤っていないのかもしれません。

角層が潤っていると、肌はどう見える?


全力解説!
0.02㎜の角層が潤っているか、乾いているかで、肌の見た目にこれだけの差が出る!
【全力解説!】

角層を薄い紙が何枚かが重なったものだと考えてみてください。

全力解説_角層保湿_潤いで見た目は変わる!

【透明感】
まず薄い紙が水で濡れていると透き通りますよね? 角層も同じで化粧水などの水分をたっぷり含むと透明感がアップするのです。

【シワ】
水を含んだ紙と、乾いた紙をくしゃくしゃと丸めてみます。水を含んだ紙はしわが目立ちにくく、乾いた紙はくっきりとした折ジワがついているのではないですか? つまり、角層が潤っているとシワが定着しづらく、乾燥しているとシワになりやすいのです。

【ハリ】
ハリを考えるときは、角層細胞を食品保存袋に見立ててみましょう。水分をたっぷり含んで重なっていると、パンッと嵩が出てハリが感じられます。ピンッと張っているので表面もなめらかです。逆に、水分が足りずスカスカだと、ぺしゃんこにつぶれてしまって嵩がなくなり、表面もごわごわ状態になってしまうのです。
くすみ(透明感)、シワ、ハリ感。たった0.02㎜の角層がしっかり保湿されているかいないかで、肌はここまで見た目が変わるのです。

次回は、なかなか潤わない角層にたっぷりと水分を届けるための極意をご紹介します。どうぞお楽しみに。

 Profile
平 輝乃(たいら・てるの)

ビューティエディター・ライター歴20年余。モード誌からビューティ誌、メンズ誌まで幅広い分野で活躍。美しいビジュアル作りを得意とする一方、難しいスキンケアを楽しくわかりやすく読ませる記事にも定評あり。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
イラスト=sino
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