春は肝を養うこと!心身ともに良好な状態でいるために

春は肝を養うこと!心身ともに良好な状態でいるために

春は環境が変わりやすい季節。体と心にも大きな変化がおきます。目には見えないものの私たちの身体は新しい生活に順応できるようにできているのですが、環...

春は環境が変わりやすい季節。体と心にも大きな変化がおきます。目には見えないものの私たちの身体は新しい生活に順応できるようにできているのですが、環境のストレスなどで妨げられてしまい、本来持っているホメオスターシス(自律神経・内分泌・免疫を元に戻そうとする働き)のバランスが崩れてしまいがちです。そんな環境変化に対応するためバランスを整える生活習慣をご紹介したいと思います。 

中国4000年の歴史から学ぶ陰陽五行説

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陰陽説とは「宇宙の万物はすべて陰と陽のふたつのエネルギーで構成されている」という思想です。とてもシンプルですが奥の深いこの理念は、東洋医学や多くの食事療法や伝統医学の基礎となっています。

五行説は、陰陽説ととともに東洋医学の中心となる考え方です。

中医学(中国漢方)の「五行学説」では春は「木 もく」に属し、自然界のすべてのものが伸びやかに成長し、新陳代謝が活発になる季節です。人間の身体も同様、新陳代謝が活発になり冬に溜まった老廃物を出します。こうした身体の活動と深い関わり合いがあるのは「肝」です。他に自律神経や新陳代謝の機能を担い全身の「氣」の流れをコントロールしているのです。

春は肝を大切にすること

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万物が蘇生する春には、体も活発な新陳代謝を始め、肝は血液貯蔵と血量調節をするとともに血気を生み出す臓器です。そのため、春は肝の働きが他の季節以上に必要となり、肝が疲れやすくなるのでそれを補うために、肝を養う食物を選ぶことが大切になってきます。

肝によい生活習慣

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体は食べ物でできています。まずは食べ物を意識するとよいです。「陰陽」で分けると、肝は陰の臓器なので、陰を養う食品が肝を養うことにつながります。菜の花、セロリ、アスパラガス、春菊、レバー、しじみ、あさり、胡麻、はちみつなどがある。漢方では、枸杞子(くこし)、五味子(ごみし)、なつめなど。

そして早起きをして太陽のエネルギーを浴びストレスを溜めないこと。

お花見のシーズンなのでお酒も少し増えてしまいますよね、お酒は肝臓に影響を与えるので意識さえしていればよいと思います。

肝は別名「怒りの臓器」ともいわれ、疲れると熱がこもり、人はイライラしやすい、落ち込みやすい、怒りっぽくなる、目のトラブルが起こりやすい、生理が乱れやすいなど自律神経のトラブルが起こりやすくなります。その一方、人のやる気を司っているので、肝臓を養えば、公私ともにやる気がでて元気でいられるのです。「肝心かなめ」とよく言いますね。春はいつもより肝臓を大事にして、心身輝く毎日を過ごしたいですね。

文/いわせ直美






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