【医師に聞く】美白のカギは「うなはだけつ」!白い美肌の条件とは?

【医師に聞く】美白のカギは「うなはだけつ」!白い美肌の条件とは?

女優さんのような白く美しい肌と年齢肌に傾きがちな私たちの肌との違いはどこにあるのでしょうか。美しい肌の条件、シミやくすみができる原因を探り、美白へ導くためのヒントをノエル銀座クリニック医局長の厚田幸子先生に詳しく教えていただきます。
教えてドクター! 美白成功の秘訣で美肌をゲット! 厚田幸子先生

美白したい!白く美しい肌の条件は「うなはだけつ」

美白を目指す女性たちのために、まずは、「白く美しい肌」とは、どういった状態の肌をいうのか、美白の基礎ともいえる部分から迫りたいと思います。

先生、10~20代の頃は、若い女優さんも私たち一般の女性の肌も、「透明感のある白く美しい肌」ということに、それほど違いはないように思うのですが、30~40代に入ると、肌の美しさには、大きな差が出てきます。

そもそも「白く美しい肌」とは、どういう肌の状態をいうのですか。

「美しい肌の条件を表す『うなはだけつ』という言葉があります」(厚田先生)

うなはだけつ、とは何ですか。

「これは、『う=潤い』『な=滑らか』『は=張り』『だ=弾力』『け=血色』『つ=艶』という美しい肌を表す条件の頭文字からきた言葉です」(厚田先生)

なるほど!確かに、若い頃の美しい肌には、これらのすべての条件が自然と整っています。

「先に挙げた条件が欠けると、いわゆる『年齢肌』へと変化します。これらの変化は、『乾燥』『ターンオーバーの低下』『血行不良』『メラニン色素の増加』『毛穴の汚れ』などが原因となって起こります。

一般的に、こういった『お肌の老化の原因』の8割が『紫外線』によるもので、加齢によるのは残りのたった2割程度と考えられています」(厚田先生)

紫外線による原因が8割にもなるとは!改めて紫外線対策の重要性を実感しました。 女優さんたちは、若い頃から徹底的な日焼け対策や美肌ケアをしているといわれているので、そういった日々の差が、30~40代の肌の違いとして大きく表れてしまうようです。

肌のくすみができる原因と美白へ導くためのヒント

年齢とともに、顔色が冴えなくて暗い印象になったり、ファンデーションの色が白浮きするといった「肌のくすみ」に関する悩みも出てきます。こういった肌のくすみが起きてしまう主な原因について教えていただけますか。

「肌のくすみが起こる代表的な原因を挙げてみましょう。

■ターンオーバーの低下
肌のターンオーバーが低下すると、『メラニン色素』や『古い角質』などが排出されにくくなり、肌の色がくすんで見えるようになります。

■乾燥
潤いのあるあるみずみずしい肌は透き通った肌になりますが、乾燥で水分が失われると、肌の透明度が低下してくすみが生まれます。

■血行不良
血液の循環が悪いと、いわゆる『肌の血色』が悪くなり、肌の色も悪くなります。

■メラニン色素の増加
30歳ごろからメラニン色素が増える傾向があるといわれています。

■毛穴の汚れ
メイクの汚れ、空気中の花粉や塵などが、きちんと洗い落とされずに、毛穴に溜まることで、肌が黒ずんで見えることがあります。

特に『ターンオーバーの低下』は、加齢と相関があるので、加齢とともに起こる肌のくすみの代表的な原因の一つと考えることができるでしょう」(厚田先生)

こういった肌のくすみを、改善することはできますか。

「肌のくすみは、『肌のターンオーバーを活性化』させたり、『メラニンに働きかけるような対応』をとることで、改善できます。
最近は、市販の美白化粧品でも、良い成分も出ていますし、クリニックであれば、最新のレーザー治療などで、かなりの改善が期待できますよ」(厚田先生)

紫外線対策で悪化を防ぎつつ、美白化粧品やクリニックの治療など自分にあった対策で、シミやくすみを改善していきましょう。

肌にシミができる原因とシミ改善&美白のための対策

肌のくすみとともに、お顔のシミも、年齢とともに増えるように思います。シミができる・増える原因についても、詳しく教えていただけますか。

「代表的な原因といえば、やはり『紫外線』です」(厚田先生)

まさに、先ほど、お肌の老化の原因の8割が紫外線と教えていただいた通りですね。

「また、妊娠やピルの内服薬などによる『ホルモンバランスの乱れ』は、『肝斑(かんぱん)』というシミを引き起こすと考えられています」(厚田先生)

妊娠中や産後にシミができやすいと聞いたことがあります。肝斑とはどういったシミなのですか。

「肝斑とは、主に、両頬のあたりに左右対称にできる褐色のシミで、境目がはっきりしないような形をしているのが特徴の一つです。中には、鼻の下にできる方もいます。

加齢とともに増える一般的なシミ(老人性色素斑:ろうじんせい しきそはん)が、丸状で褐色~黒褐色といわれていますから、少し特徴が異なります」(厚田先生)

紫外線は有名ですが、ホルモンバランスの乱れにも、注意が必要なのですね。

「その肝斑などのシミは、力を入れすぎた洗顔やマッサージといった間違ったスキンケアによる『摩擦』によっても悪化します。

シミができたからといって、ゴシゴシ洗顔したり、美白クリームやファンデーションを強く塗り込んだり、美顔器などのマッサージで力を入れすぎることがないよう、優しくケアしていくことがとても大切です」(厚田先生)

シミができたところは、つい力を入れたケアになりがちですが、これからはしっかり気をつけます。

「この他にできやすいシミとその原因ですが、火傷や怪我などの痕がシミとして残ってしまう『色素沈着』というシミがあります。また、『そばかす(雀卵斑:じゃくらんはん)』もシミの一種で、遺伝的な要素によってできます」(厚田先生)

シミは老けて見える原因にもなるので、何とか改善したいです。シミを改善するための方法を教えていただけますか。

「シミについても、レーザーなどの治療が有効です。肝斑はレーザー治療で悪化するといわれたときもありましたが、最近は、肝斑に効くレーザーというのも開発されています。

また、一般の化粧品より効果が高いクリニック専売化粧品などを用意しているところもあるので、シミやくすみに悩んでいるなら、一度、クリニックに相談してみると良いと思いますよ」(厚田先生)

これからは、厚田先生に教えていただいた正しい知識できちんとケアして白く美しい肌を目指しましょう。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
厚田 幸子 先生
ノエル銀座クリニック 医局長/美容外科医

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