【医師に聞く】美白はプロに!クリニックだからできる最新治療法

【医師に聞く】美白はプロに!クリニックだからできる最新治療法

最近は効果が高い美白化粧品も開発されていますが、医師がいるクリニックだからできる美白ケアというものが存在します。ノエル銀座クリニックの医局長である厚田幸子先生に、クリニックでしかできない美白レーザー治療やお薬などについて教えていただきます。
教えてドクター! 美白成功の秘訣で美肌をゲット! 厚田幸子先生

クリニックだから受けられる美白治療|レーザー・プラズマ・高周波

シミやくすみはクリニックによる治療が効果的と良く聞くので、いつか試してみたいと思っている一方で、どういった治療法で、どんな美白効果があるのか詳しく分からないことも多く、ちょっと不安があるという方も少なくないように思います。

そこで、クリニックだから得られる効果やシミやくすみに有効な治療法には、どういったものがあるのか教えていただけますか。

「クリニックによる治療は、化粧品よりも深い層まで(表皮~真皮)届き、強力な効果をもたらします。化粧品で治せなかったシミやくすみなどにも効果を発揮できるのが特徴といえるでしょう。

治療に使われるマシンなどの種類は、クリニックによって異なるので、当クリニックの例でご紹介しますね。

■Qヤグレーザー
濃い老人性色素斑など(肝斑以外)を除去するのに有効なレーザー治療です。1回20分程度の治療で、個人差はありますが、たいてい1回の治療で終了します。施術後、すぐにメイクも可能です。

■レーザートーニング
肝斑に有効なレーザー治療です。メラニンに働き排出、肌細胞の活性化、ターンオーバーの活性化といった効果が期待でき、くすみや色素沈着にも有効です。肝斑など、複数回の治療が必要ですが、1回20分程度で終了します。治療後はいつも通りにメイクができます。

■フォトフェイシャル
一般的なシミ(肝斑以外)、そばかす(雀卵斑)などに有効です。レーザーではなく、光と高周波を同時にあてられるマシンによる治療です。メラニンに働き排出、肌細胞の活性化、ターンオーバーの活性化といった作用が期待できます。1回30分程度の治療で、施術後、すぐにメイクをして帰宅できます。

■プラズマ
レーザーや光ではなく、プラズマを照射する治療です。くすみや毛穴、ニキビなどに有効で、日焼け直後のお肌にも治療可能です。肌細胞の活性化、ターンオーバーの活性化、炎症を抑える、殺菌効果といった作用があります。治療時間は15分程度。メイクは翌日からになります。

■ケミカルピーリング
レーザーなどによる治療ではなく、薬剤を肌に塗布し、古い角質を除去する方法です。肌細胞の活性化、ターンオーバーの活性化作用により、くすみ・毛穴の汚れの解消、肌の張り・艶の改善に有効です。時間は1回45分程度で、施術後はメイクをして帰宅できます」(厚田先生)

一口に、クリニックによる治療といっても、これだけの選択肢があるのなら、自分の悩みにあった治療が受けられますね。

「治療の効果から、自分の悩みにあった治療法を選択するのも賢明です。参考までにいくつかお教えしますね。

*メラニンに働く…『老人性色素斑』『そばかす(雀卵斑)』などのさまざまなシミの改善、『くすみ』の改善

*肌細胞の活性化…コラーゲンやエラスチンの増加が期待できることから、『張り』『毛穴』『透明感』の改善

*ターンオーバーの活性化…『くすみ』や『ニキビ』の改善

*炎症を抑える…『肝斑』の改善

*殺菌効果…『ニキビ』の改善 など」(厚田先生)

クリニックだから処方してもらえる美白のための塗り薬

クリニックに相談すると、市販では手に入らないような効果が高い塗り薬も処方してもらえると聞きました。代表的なお薬について、教えていただけますか。

「塗り薬についても、クリニックによって異なるので、ここでは代表的なお薬をご紹介します。実際に、治療を受ける際には、ご自分の症状にあった塗り薬が処方されると思うので、お医者様と良く相談してくださいね。

■ハイドロキノン
メラニン生成を抑える働きがあります。漂白剤といわれるくらい強い効果があるので、医師による適切な使い方の指導が必要です。

■トレチノイン
メラニン生成を抑える、メラニンを分解、ターンオーバー活性化といった働きがあります。ハイドロキノンと併用することで相乗効果が期待できます。一般に市販されている同類成分の「レチノール」より強い作用があり、医師による指導が必要です。

■ビタミンC・ビタミンC誘導体(クリニック専売化粧品)
メラニン生成を抑える、メラニン還元作用(メラニンの色を薄くするような作用)、肌の老化を進めてしまう活性酸素の抑制作用などがあります。

■フラーレン(クリニック専売化粧品)
活性酸素を抑制することにより、メラニンの生成を抑えたり、いろいろな肌老化の症状を抑える働きがあります」(厚田先生)

クリニックだからもらえる塗り薬というのは、やはり魅力的なようですね。

クリニックに行ったから手に入る美白のための飲み薬・美白サプリ

美白を効果的に進めるには、体の中からのケアも大切と聞きます。クリニックだから処方してもらえる内服薬やメディカルサプリメントについても教えていただけますか。

「体内に入った栄養素が、お肌を作っていくので、体の中からのケアもとても有効です。ここでも、代表的な内服薬やサプリメントをご紹介しましょう。

■『シナール』などのビタミンC製剤
メラニン生成を抑える、メラニン還元作用、活性酸素の抑制などの働きがあります。ちなみに『シナール』には、パントテン酸(ビタミンB5)も含まれています。

■『トランサミン』(トラネキサム酸)
炎症を抑えるので肝斑にも良く効く飲み薬です。

この他、美白に有効なサプリメントとしては、『クリスタルトマト』や『ヘリオケア』といった『飲む日焼け止め』がおすすめです。体内のSPF作用を高めて、日焼けしにくくしてくれます。野外レジャーやスポーツの際、真夏の季節などは、肌に塗る日焼け止めとの併用が効果的です」(厚田先生)

美白ケアは自分でがんばっても、なかなか効果が見えないことも多いといわれています。紫外線対策や良質な美白化粧品などを試してみても、気になるシミやくすみがある場合は、クリニックによる治療を考えてみるも得策かもしれません。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
厚田 幸子 先生
ノエル銀座クリニック 医局長/美容外科医

関連記事