ムレ以外にも原因があった!デリケートゾーンの「におい」ケア

ムレ以外にも原因があった!デリケートゾーンの「におい」ケア

お手洗いに行ったとき、座りっぱなしの直後、性交渉のとき。ふと、自分のデリケートゾーンのにおいが気になることってありませんか? でも、人には聞きにくい……そんな悩みについて「アンダーヘア」の専門家から改善方法を教えてもらいました!
美容のプロに聞く! デリケートゾーンの正しいケア方法 得田由美子先生

デリケートゾーンのにおいの原因は、洗い残し?

自分のデリケートゾーンのにおいが、前よりもきつい気がする。毎日お風呂で洗って清潔にしているはずなのに、一体なぜ……? 病院に行くのをためらってしまう、このセンシティブなお悩みについて、アンダーヘアの専門家である、ブラジリアンワックス脱毛サロン「ピュビケアサロン白金台」の得田由美子さんにお話を聞きました。

「来店されるお客様で、ご自身のにおいが気になったことがきっかけで脱毛を考えた方は非常に多いです。毛があることで下着のなかで蒸れているように感じ、それがにおいの原因ではないかと考えられるのですね。確かに、蒸れが原因となる場合もありますが、ただ毛をなくしただけでは解決しません。実は、においでお困りの方の多くが『きちんと洗えていない』のです」(得田さん)

初来店した人のほとんどが「洗い残し」があるそう! 毎日、お風呂で普通に洗っているだけではダメなのでしょうか?

「毛が邪魔して見えないことから、デリケートゾーンの複雑な形状をよく知らない方はとても多いです。どの位置に、どのくらいの深さ・長さの溝があって、どこに恥垢が溜まってしまうのか、ご存じないことがほとんど。そのため、初めて来店された方の9割が、恥垢を残していらっしゃいます。恥垢とは、溜まった老廃物が『垢』となったもので、においの原因になります。ワックスなどで毛がなくなって全貌が見えたときに、ようやく溝の終点まですみずみと洗う意識が生まれます。アンダーヘアを完全になくさないとしても、ご自身のデリケートゾーンをよく見て、溝のひとつひとつまで丁寧に洗うだけでも、においが軽減することがありますよ」(得田さん)

意外と知らない!デリケートゾーンの正しい洗い方とは?

そもそも、デリケートゾーンには、恥垢の原因となるさまざまな原因が付着しやすい箇所だそう。

「もともと排泄機能のある場所なので、尿や便などはきちんと拭いたつもりでも、どうしても毛や皮膚に付着して残ってしまいます。通気性の悪い下着や衣類を身につけていると、蒸れて雑菌や細菌などの温床になり、においが強くなることも。また、おりものや汗、生理中の経血など、膣内から常になんらかの分泌物が出ている場所で、それらが溝に溜まって恥垢となることも。さらに、アンダーヘアは頭髪と同じなので、皮脂が毛に絡まりやすく、においのもととなります」(得田さん)

付着したものを恥垢として残さないためには、よほどゴシゴシと念入りに洗わないといけないのでしょうか?

「デリケートゾーンは、その言葉通り、非常に『デリケート』な箇所です。大陰唇の内側はすぐに粘膜で膣、そして子宮へとつながっています。まぶたよりも皮膚が薄いと言われるほど繊細な場所で、そこをゴシゴシと強い力で洗うのはNG! また、膣のなかまで洗い流すと、必要な常在菌まで洗い流されてしまい、かえって菌が繁殖しやすくなります。

ポイントは、大陰唇や小陰唇の間にある溝を指で広げながら丁寧に洗うこと。スポンジを使う必要はないので、指を溝に沿わせて、溝のはじまりから終わりまでをきちんと洗いましょう。そのためにも、デリケートゾーンは毛がないほうが洗いやすいと思います。毛がないことに抵抗がある方は、毛の前側は残し、IラインとOラインの毛を適切に脱毛すると、目で見て確認しながら洗いやすいですよ」(得田さん)

カミソリでの脱毛は皮膚を傷つけてしまうので、市販のワックスやクリームで優しく毛を取るか、できれば専用のサロンでワックスまたはレーザー脱毛などをおこなったほうがよさそう。なお、今までとは急ににおいが変わったり、あまりににおいが強いと感じたりしたときは、まず婦人科を受診しましょう。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
得田 由美子 先生
ピュビケアサロン白金台 オーナー

関連記事