電動歯ブラシでオーラルケア!電動ブラシを使うメリットや選び方

電動歯ブラシでオーラルケア!電動ブラシを使うメリットや選び方

CMでもよく見かける電動歯ブラシ。一度も使ったことがない人にとってみたら普通の歯ブラシと具体的に何が違うのかよくわからないという人も多いはず。電動歯ブラシの種類によって、実は特徴や効果はバラバラなのです。種類や特徴を理解して、正しいオーラルケアを行いましょう。

普通の歯ブラシと電動歯ブラシはどう違う?電動歯ブラシの効果や使うメリット

電動歯ブラシを一度も使ったことがない人にとって、電気の力で動く歯ブラシは未知の世界。

「どういうしくみで歯がツルツルになるの?」
「1,000円と20,000円の電動歯ブラシ、違いは何?」
「部品がいっぱいあって、取扱いがめんどくさそう…」

口に入れるものだから、家電量販店で試し磨きすることは難しいですよね。選び方を間違えて「こんなものか」と電動歯ブラシをやめてしまった、という人も少なくないそうです。

歯は一生ものとよく言われますが、口内を不衛生にしていると、歯や歯茎がボロボロになる「歯周病」を引き起こす可能性が。さらに放置すれば、歯周病菌の毒素が血液に乗って広がり、全身に影響を及ぼすのだとか。見た目や口臭だけの問題ではなく、全身のアンチエイジングのためにも、オーラルケアは大切なのです。だからこそ、今一度オーラルケアの正しい知識を身に着けて、将来のために健康な歯を維持したいですね。

電動歯ブラシのメリット

従来の手磨きの場合、ブラシが届きにくい奥歯や歯の裏まできれいに磨くには、少なくとも10分はかかるそうです。でも電動歯ブラシなら、平均的な歯磨き所要時間は3分ほど。手磨きに比べて、歯磨きタイムを大幅に短縮できます。またゴシゴシ腕を動かさなくてもいいのでラクチン。最近は特殊タイプの電動歯ブラシも人気です。歯の着色汚れの除去ができる「ステインクリーナー」、また水圧パワーで歯と歯の間をきれいにする「口腔洗浄器」などが注目されています。

電動歯ブラシのデメリット

通常の歯ブラシは、ドラッグストアで数百円くらい。対して電動歯ブラシは、安いものでも1,000円くらいから。高性能タイプだと2~3万円するものもあります。安価な電動歯ブラシになるとヘッド交換できないものも多く、ブラシが消耗する度に本体ごと買い替えになります。また乾電池式のものは、2~3か月に一度電池交換が必要です。他にもメンテナンスなど、電動歯ブラシは歯を磨く以外のことに手間がかかります。

特殊なステインクリーナーや口腔洗浄器を除けば、普通の歯ブラシと電動歯ブラシのどちらを使って磨いても、時間の差こそあれ仕上がりに大差ないと言われています。毎日の歯磨き時間を短縮し、効率化したいと思うかどうかが、電動歯ブラシ購入の決め手となりそうですね。

電動歯ブラシの種類

一般的な電動歯ブラシは、「振動式」と「回転式」の2種類に分けられます。

振動式

振動式は通常の歯ブラシと同じ、ヘッドが四角い形状です。高速振動タイプは、1分間に数千回~一万回ほどの振動で、歯の汚れを浮かして落とします。より振動数が多いタイプは、音波振動に。そのさらに上の超音波振動タイプは、毎分3万回以上振動して、より効果的に歯垢を落とします。振動式の歯ブラシを使う際は、手磨きと同じように、歯と歯茎の間に毛先が入り込むような角度でブラシを当てるのがポイントです。

回転式

回転式電動歯ブラシは、歯科医院でも使用されている丸い形状のブラシで、歯を一本一本包み込むようにして汚れを落とします。丸いヘッドが高速で反転運動するので、物理的に歯垢をこすり取るイメージ。汚れ除去のパワーは、振動式よりも回転式の方が上だと言われています。しかし大きな振動音と本体のサイズ、重さが気になるという人もいます。

電動歯ブラシを使用する際の注意点

振動式も回転式も、手磨きに比べると効率的に汚れを落としてくれます。しかし正しい使い方をしなければ、歯や歯茎を傷める原因にもなります。電動歯ブラシは使用前に取扱い説明書をよく読み、正しい使い方をしましょう。

電動歯ブラシでゴシゴシしない

電動歯ブラシの初心者がやってしまいがちなのが、手磨きのクセで電動歯ブラシをゴシゴシ動かしてしまうこと。電動歯ブラシの基本は、振動式も回転式もブラシをそっと歯に当てるだけです。自らゴシゴシしてしまうと、電動歯ブラシの効果が発揮されません。

歯磨き粉に注意

電動歯ブラシを使う場合、歯磨き粉選びにも注意しましょう。一般的な歯磨き粉には、歯の表面汚れを落としやすくするための「研磨剤」、泡立ちを良くするための「発泡剤」が含まれています。一般的な歯磨き粉を電動歯ブラシにたっぷり付けて使うと、高速振動・高速回転によって研磨剤が歯のエナメル質を摩耗させてしまう可能性があります。また発泡剤で口の中が泡いっぱいになってしまいます。本来、電動歯ブラシは歯磨き粉を付けなくても、十分汚れを落としてくれるのだそう。それでも歯磨き粉のすっきり感&さっぱり感が欲しいという人は、電動歯ブラシ専用の歯磨き粉を使うと安心です。

長時間使わない

パワフルな電動歯ブラシで、長時間歯を磨き続けるのは危険です。研磨剤入り歯磨き粉を使用していなくても、エナメル質を摩耗してしまう恐れがあります。また歯茎が擦れて、炎症を起こす可能性もあります。とくに子供が使用する場合は、ブラシの大きさや振動の強さをきちんとチェックするなど、大人のフォローが必須です。

電動歯ブラシの選び方

電動歯ブラシを選ぶポイントと、電動歯ブラシのお勧め機能を紹介します。

振動式と回転式、どっちがいい?

最初に、歯垢除去パワーを優先するのか、それとも使用感や操作性を優先するのかを決めましょう。標準クラス以上の回転式はパワフルに歯垢を除去してくれますが、振動音とサイズ、重さにはある程度妥協が必要です。想像以上に重くて毎日使うのがおっくうにならないよう、実物を手に取ってからの購入をお勧めします。手磨きに近い感触でコンパクトなサイズ感を求める人は、振動式がよいでしょう。安価な振動式電動歯ブラシと数万円する最新型の音波振動歯ブラシとでは、それだけ性能の差はあります。ただし使わない機能がたくさんついていて値段が高い場合もあるので、その機能が自分に必要なのかどうかをよく考えて選びましょう。

外で使う?旅行に持っていく?

外出先でも電動歯ブラシを使用したいのであれば、携帯用の電動歯ブラシがお勧めです。持ち運びしやすいコンパクトサイズで、便利なカバーが付いています。人目を気にするなら、静音機能にも注目しましょう。充電池式の電動歯ブラシは、飛行機の手荷物として持ち込めるのかどうか気になりますよね。結論から言うと、電動歯ブラシ程度の電池ならば問題ないと考えられます。現在機内に持ち込みできる充電池で、量が規制されているものはリチウムイオン電池という種類。スマホや携帯ゲーム機に使われている、最新式の充電池です。個人使用する電気機器に搭載されている程度の量なら、機内持ち込みは大丈夫なよう。しかも市販の電動歯ブラシに使用されている充電池は、ニッケル水素電池の方がスタンダードです。

タイマー機能と押し付け防止センサー

適正な歯磨き時間をタイマーでお知らせしてくれる機能は、何気に便利。電動歯ブラシに慣れてくると、つい手早く終わらせてしまいがちですが、自己判断は磨き残しの元です。またブラシを歯に強く押さえつけすぎたときに働くセンサー機能は、うっかり歯や歯茎を傷つけてしまう失敗を防げます。

スマホアプリと連動

電動歯ブラシと専用のスマホアプリを連動させて、歯磨き時間や回数を把握できる機能。毎日効果的に磨けているか、アプリがチェックしてくれます。

防水仕様は必要?

ブラシだけでなく本体も完全防水タイプだと、丸洗いできてラクチンです。とくに家族で電動歯ブラシ本体を使いまわす場合は、いつも清潔にしておきたいですよね。

おすすめの電動歯ブラシ4選

人気&売れ筋の電動歯ブラシを、メーカー別にご紹介しましょう。

パナソニック 『音波振動ハブラシ ドルツシリーズ』

日本歯科医師会推薦の、毎分約31,000回の振動数を誇る音波振動歯ブラシです。さらに最新の上位モデルは、毎分約12,000回のタタキ振動も同時に行います。これまでの振動型電動歯ブラシにはなかった立体的アプローチによって、短時間で歯垢除去し、歯周ポケットの歯周病菌をかき出すことが可能に。価格もトップクラスですが、高性能かつ洗練されたデザインでこだわり派に支持されています。

パナソニック『音波振動歯ブラシ ポケットドルツシリーズ』

携帯に便利なコンパクトボディながら、毎分16,000回のブラシストロークで効率的に歯垢を除去してくれます。小さな手にも馴染みやすい細めの本体が、女性にもぴったりです。「レッド×ブラック」や「ビビッドピンク」など、女心をくすぐる色展開も人気の理由。

フィリップス 『ソニッケアー イージークリーンシリーズ』

性能と価格のバランスが良く、電動歯ブラシの入門機種としてお勧め。フィリップス独自の音波水流で、ブラシでは届きにくい部分の歯垢を効果的に除去してくれます。新型の機種は充電トラブルが少なく持ちがいい、リチウムイオン電池が使用されているのにも注目です。

ブラウン 『オーラルB PROシリーズ』

パワフルな回転式といえば、ブラウンの電動歯ブラシ。シリーズの中級クラス『オーラルB PRO2000』は、コストパフォーマンスの高さで人気です。ブラウン独自の「3D丸型回転」技術採用で、毎分左右に8,800回、上下に40,000回の超高速運動を可能に。パワフルな動きで歯や歯茎を傷つけないよう、「押しつけ防止センサー」が搭載されています。モノトーンのシンプルなデザインが、都会的でおしゃれなサニタリールームに馴染みそう。

まとめ

電動歯ブラシは効果的にオーラルケアできる便利なアイテムですが、その性能に過信してしまうのは危険です。どうしても汚れが残りやすい歯周ポケットや歯と歯の間などは、仕上げのデンタルフロスや口腔洗浄器を併用して、きちんと磨けているかのチェックを怠らないようにしましょう。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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