歯磨きが自己流になってない?歯石をためない正しいデンタルケアとは

歯磨きが自己流になってない?歯石をためない正しいデンタルケアとは

歳を重ねると、唾液の量が減るので歯石がたまりやすくなるそうです。いつまでも自分の歯でご飯が食べられるように、自分に合った歯ブラシを選び、歯磨きの仕方を見直しましょう。今回は、そのチェック方法をご紹介します。

歯石をためない正しい歯磨きの仕方と、歯ブラシの選び方

毎日、きちんと歯磨きをしているのに歯石がたまる…という方は、もしかしたら正しく歯を磨けていないのかも知れません。

2014年の厚生労働省の統計によりますと歯周炎及び歯周疾患の患者数は331万5000人(※1)、有病率は20代で約7割、30〜50代で約8割、60代で約9割とかなりの人が歯周疾患にかかったことがわかります(※2)。

年齢を重ねると唾液の減少により、口内の抗菌作用も落ちて歯石が増えやすくなり、磨き残した歯石が歯周病の原因になるのだそうです。

それでは、正しい歯ブラシの選び方、歯磨きの仕方をご紹介しますので、チェックしてみてください。

【歯ブラシの選び方】
・柄は持ちやすいもの。できればまっすぐな方が◎。
・ヘッド(ブラシが付いている部分)が薄いもの。
・ブラシの長さは歯2本分でストレートカットのもの。
・ブラシの柔らかさは「普通〜柔らかめ」のもの。「硬め」を使いたい方は歯科医院で相談を。
・毛先は丸いものや極細ではなく普通タイプが◎。

歯ブラシ選びのポイントは、自分の口の大きさや歯のサイズにあった歯ブラシで、余計な力を入れずに磨けるものを選ぶのが良いということですね。

【歯磨きの仕方】
・歯磨き粉の量はブラシの1/3〜1/2程度でOK。
・握りしめずに鉛筆を持つ形で力を抜く。
・大きく動かさずに小刻みに歯を一本一本磨く。1箇所20回くらい。
・歯茎と歯の間の汚れを取るために45度の角度で歯茎に毛先を当てて磨く。
・奥歯の後ろに磨き残しが多いので、毛先を使って磨く。
・引っ込んでいる歯は歯ブラシを縦にして丁寧に磨く。
・毎食後磨いても良いが、寝る前に10分以上丁寧に磨けば1日1回の歯磨きでもOK。

歯みがきのポイントは、奥歯の後ろまで届いているか、歯に余計な力や研磨をかけずに磨けるか、歯石がたまりやすい歯茎の間も磨けているかというところにあるようです。

※1参考:厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/14/dl/05.pdf
※2参考:日本生活習慣病予防協会「歯周病」
http://www.seikatsusyukanbyo.com/statistics/disease/periodontal/

歯石をためない歯磨きに、フロスの常用使いも◎

毎晩の歯磨きの後にフロスを使って歯間の汚れを取ると良いそうです。歯と歯の間にフロスを差し込み、垂直に通すだけでなく、上下左右に歯石をかき出すように動かします。フロスは指に糸を巻きつけて使うタイプと持ち手が付いているタイプの2種類が販売されています。初めて使うときは持ち手が付いているタイプの方が扱いやすいのですが、慣れてきたら指に巻きつけるタイプの方が小回りが効くのでオススメです。

歯間ブラシを使う場合は、歯の隙間よりも細いものを選ばないと歯が削れる原因になるので、歯と歯の間が大きく開いている場合を除いてはフロスで十分だそうです。歯間が大きく空いていて、歯間ブラシを使う場合は、外側から差し込むだけではなく、内側からも差し込むと良いのだそうです。

いかがでしたか?歯ブラシの持ち方は鉛筆持ちだと知っていても、いつの間にか余計な力が入っていたり、毎食後に磨くことだけに注力しがちですね。この機会にもう一度、歯磨きを見直してみてはいかがでしょうか。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。