【連載】これだけ知っておけば美白はカンペキ♪ イラストで全力解説!〜美白ケア編〜

【連載】これだけ知っておけば美白はカンペキ♪ イラストで全力解説!〜美白ケア編〜

こんにちは、ビューティエディターの平輝乃です。4月からスキンケアの基本のキをわかりやすくかみくだいた「全力解説」をお届けしています。第6回は前回に続き、美白ケアのお話です。
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メラニン、ちゃんと排出できてる?

前回は、美白の基本となるメラニンの過剰生成を抑える=「予防美白」を全力解説しました。

今回はできてしまったメラニンを正しいタイミングでいかにスムーズに排出するかという「排出美白」について解説しましょう。

全力解説!
実は、シミのある肌は、慢性的な微弱炎症状態にある!

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その炎症の刺激がメラノサイトを活性化させて、さらにメラニンを作らせてしまう!
【全力解説!】

シミのある肌とシミのない肌の部位を比べると、実はシミのある肌は慢性的な微弱炎症状態にあるといいます。痛みもかゆみもないので自覚はできませんが、この炎症による刺激がメラノサイト(色素細胞)を刺激して過剰にメラニンを作ってしまうのです。

こうして、シミとなった部位にますますメラニンが過剰に供給されます。シミが消えないばかりか、濃くなってしまうこともある悪循環が起きるのです。

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そして、これまではメラノサイトの存在する表皮にシミのできる原因があるとされてきました。しかし、近年は表皮の下にある真皮や血管にも、シミを誘発する要因があることを資生堂が突き止めました。

こうした知見をもとに、真皮や血管からの刺激因子を抑えるアプローチを取り入れ、美白の精度を高めています。
ちなみに、近年はシミや色素沈着に関わる特定の遺伝子に関する研究も盛んです。これらの遺伝子に働きかける成分による美白アプローチが、ディオールやランコム、ロート製薬のエピステームなどから製品化されました。

今は、遺伝子レベルで美白を考える時代になってきているんですね。

シミは放置するとどんどん濃くなる!?

がんばって美白ケアをしても「シミが一向に消えない…」と感じる人が少なくないようです。

それもそのはず、シミ部分の肌は、炎症の刺激によって過剰にメラニンが供給され、機能低下でメラニンを排出する処理が追いつかず、さらには代謝も悪いために、シミがどんどん濃くなっていく傾向にあります。

これほど複数の要因が絡み合っているため、シミのケアはなかなか一筋縄ではいかないのです。濃くなるほど根づいてしまうから、まずはシミを作らせないこと。つまり…
シミが薄い段階で美白ケアを徹底し、肌の上に顕在化させないことが大切!
早急に濃いシミを消したいとなると、やはり美容医療のシミ取りレーザーが有効です。

ただ、シミを取った後もその部位はシミを作りやすい傾向があるので、レーザー後はUVケアを徹底し、予防美白のケアをしないとまたシミができてしまう可能性は否めません。

シミとの戦いは果てしないのです…。

シミに効果的な「予防美白」&「排出美白」まとめ

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今シミがない人は、今後もシミができないようにUVケアと「予防美白」を徹底しましょう。

一方、今シミがある人は「予防美白」で新たなシミができるのを防ぎつつ、シミ部分の炎症を和らげて。さらに、新しい肌への生まれ変わりをスムーズにするために、メラニンを含む古い角質を取り除くピーリングやターンオーバーを促す働きの「排出美白」も取り入れて、シミのない透明感ある肌を目指しましょう。

【おまけ】「糖化」や「カルボニカル化」の美白も忘れないで!

美白といえば、忘れてはならないのが「糖化」や「カルボニカル化」という問題。近年、女性誌でもよく目にするようになったワードですね。

これらも肌のくすみの原因になるので、ここで解説しておきましょう。
【全力解説!】

簡単にいうと、「糖化」「カルボニカル化」とは体内の糖や脂質がうまく代謝されず、タンパク質と結びつくことで細胞が衰え、肌が黄色くくすんでしまうこと。
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シミはないけど肌に透明感がない人、くすんだ印象に悩む人は、糖化やカルボニカル化に対抗する美白アイテムを取り入れるといいですよ。

次回の全力解説! のテーマは「新しい抗酸化」。どうぞお楽しみに。

 Profile
平 輝乃(たいら・てるの)

ビューティエディター・ライター歴20年余。モード誌からビューティ誌、メンズ誌まで幅広い分野で活躍。美しいビジュアル作りを得意とする一方、難しいスキンケアを楽しくわかりやすく読ませる記事にも定評あり。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
イラスト=sino

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