市販のヘアカラーできれいに染める!上手な仕上げ方のコツとは

市販のヘアカラーできれいに染める!上手な仕上げ方のコツとは

市販のヘアカラーを使う時、選び方が分からない、または明るめになり過ぎないかと悩みがちです。最近は髪が傷まない泡タイプやおしゃれなアッシュ染め、薄毛用など種類豊富。今回はamazonランキングのおすすめベスト3と美容院のようにうまく染めるコツを紹介します。

種類別おすすめ市販のヘアカラー、手軽な泡タイプからスプレーまで

お店へ行くと数えきれないほどのヘアカラーが販売されています。どれを選んでいいか迷ってしまいそうですが、ヘアカラーには大きく分けて3つのタイプがあるため、覚えておくと便利です。

手軽に染めやすい泡タイプ

ムースのようにきめ細かな泡が髪の毛を包み込み、染めていきます。髪全体に自然に広がり、仕上がりにムラが出にくいのも特徴のひとつ。自分では見えない部分まで染めやすく、しかもあまり手が汚れずに簡単に扱えるため、セルフヘアカラーや初心者の方にもおすすめです。
ちなみにムースの作り方もとても簡単。薬剤を作る過程は製品にもよりますが、クリームタイプとの差はほとんどありません。

根元までしっかり染まるクリームタイプ

最もポピュラーなセルフヘアカラーで、多くの商品はカラー剤とクシがセットになっています。根元までクシでクリームをしっかりと伸ばすため、仕上がりが比較的きれいです。その一方、クリームに粘着力があるので髪への密着力が高く、丁重に塗らないと仕上がりにムラが出やすくなってしまいます。

また、メンズ用のカラー剤にはクシがセットにないものも。もともと持っていたクシに薬剤をつけると、クシが汚れる可能性もあります。
購入前にパッケージを確認し、クシがセットになっていない場合は100円均一などでクシを購入しておくと安心ですね。

短時間、ヘアカラーを楽しめるスプレータイプ

髪にシュッと吹きかけるだけで染め上がるお手軽なタイプ。シャンプーすると色が落ちてしまうため、短い時間ヘアカラーを楽しむという場合に向いています。簡単に染まる分、髪へのダメージも大きく、なるべく長時間の使用は避けましょう。

また注意点として、商品によっては髪がバリバリになることも。ケープなどのハードスプレーのような仕上がりになる場合があります。スプレーを使いたい日の前に、つけることでどのような質感になるのかを確認しておくと、こんなセットになるはずでは…と落ち込むこともないでしょう。

アッシュ?明るめ?自分に似合う市販のヘアカラーの選び方

色味とトーンが決めて

美容院でヘアカラーを決める時、カラーチャートを見ながらカウンセリングを受けた経験があるのではないでしょうか。あのチャートでは、色味とトーンがひとつの指標として使われています。色味はオレンジやレッド、ピンクなどの暖色系とアッシュやマット、グレーといった寒色系に大きく分けることができます。暖色系は暖かく優しいイメージ、寒色系はクールでかっこいい雰囲気に仕上がるのが特徴です。

また、色の印象を大きく左右する明るさをトーンと言い、一般的に4トーンから16トーンまでがカラーリングで使われています。4~5トーンは黒髪、15トーンがブリーチなどのかなり明るめのカラーです。環境によって違いますが、違和感なく受け入れられるのは学生なら6~7トーン、社会人の場合は8~9トーンあたりと覚えておくとよいでしょう。

最近流行のアッシュとカッパーの違い

今一番人気のヘアカラーはアッシュとカッパ-です。けれど、どんな色なのか今さら恥ずかしくて聞けないという方も多いのでは?アッシュは英語で「灰」を意味するくすみ系のカラーを示します。とは言っても灰色とは無関係の色で、実際にはアッシュカラーのベースは青紫色です。元々日本人の髪は赤、黄色、茶色、黒のメラニン色素が混ざり合っています。アッシュの青系を使うことにより、日本人特有の髪の赤味を打ち消し、灰色っぽくくすんだ色合いに仕上げるのです。アッシュのヘアカラーは外国人のような透明感のあるヘアカラーを演出できます。

カッパ-は少し赤味がかったオレンジ系の茶色で、英語では「胴」のことです。その名の通りの色味やツヤのある質感からそう呼ばれるようになりました。日本人の肌によく合い、健康的なイメージを演出するヘアカラーです。また、メラニン色素に赤が含まれるため、カッパ-系ヘアカラーは落ちにくいのもメリットです。どちらかというと可愛らしいイメージに仕上がるので、ショートヘアやボブ、またはフワッとした柔らかなパーマヘアにおすすめ。カッパ-にはいくつか種類があり、ピンクに近いオレンジやアプリコット系、紫色を含んだ落ち着いたカラーなどがあります。

自分の顔立ちに合わせてカラーの仕上がりをイメージ

顔型別に似合うヘアスタイルがありますが、髪の色も同じです。ヘアカラーの選び方に迷ったら顔型に合わせてはいかがでしょうか。欠点も上手くカバーできますよ。

●卵型…理想的な顔の形だと言われる卵型。優しい雰囲気の顔立ちには定番のブラウンがお似合いです。アッシュで明るさとツヤ感をプラスするとトレンドスタイルに。

●丸型…若く見られがちで、可愛らしい顔立ちの丸型はオレンジ系で魅力を引き出して。ちょっと明るめのカラーもオレンジなら健康的に見えます。

●面長型…大人っぽいニュアンスのある面長の顔立ちにはグレー系などのくすみ系を使うと垢抜けた印象を与えます。ダークカラーは透明感のある外国人風の雰囲気をつくれますよ。

●ベース型顔型…ベージュ&ブラウン系のナチュラルな色合いが、かっちりとしたベース顔を和らげてくれます。パーマのウェーブなどでフェイスラインをカバーすれば、より女性らしさをUPできそうです。

瞳の色を参考にするのもおすすめ

自分の瞳の色もヘアカラーの選び方の参考になります。これは瞳の色が明るいと一般的に地毛も明るいことが多く、対して瞳の色が黒いと地毛も暗めの色が多いためです。

市販のヘアカラー剤を選ぶ時は瞳の色が明るい方はヘアカラーの色の明るさを1つか2つ、落しましょう。瞳が黒い場合は少し明るめの色を選ぶとイメージに近いカラーに仕上げることが可能です。

市販のヘアカラーで傷まないよう上手く染めるコツ

ヘアカラー前のケアは前夜のシャンプーだけでOK

セルフヘアカラーは1度シャンプーで頭皮と髪の汚れを落としてから行うのが鉄則です。その時、リンスやトリートメントを使うとカラー剤の浸透が悪くなってしまいがち。傷まないように必ずシャンプーで汚れを洗い流すだけにしましょう。

髪の毛は濡らさないよう気をつけて!

髪の毛が濡れたままの状態でカラー剤を付けても、水分によって効果が薄まってしまいます。うまく染めるにはしっかりと髪を乾かしてから行いましょう。バスルームで髪を染めるという方も多いと思いますが、これもあまりおすすめできません。蒸気によってカラー効果が弱まってしまい、うまく染まらない原因となることが考えられます。できるだけ蒸気の発生しない部屋で行いましょう。

ブロッキングをしっかりと

髪の毛を束にして少しずつまとめる作業がブロッキングです。自分で行うのは多少面倒だと思うかもしれませんが、ブロッキングするとしないのとではヘアカラーの仕上がりが大きく違ってきます。前髪、顔周りの左右サイド、後ろ側を2段と4箇所に分けてまとめてください。これで色ムラを防ぐことがある程度可能です。

頭皮から遠いところから付け、根元は最後に

カラー剤をムラなく付けるコツは体温に近い部分を最後に残すこと。カラー剤は体温に反応するので、頭皮に近い暖かな場所ほど程染まりやすくなります。最初は髪の中間部分、毛先から徐々に根元へ伸ばして塗って行きましょう。場所は上記で紹介したブロッキング箇所、後ろの下段から初め、同じ後ろの上段、顔周りの左右サイド、前髪の順で付けます。前髪はムラになりやすいので、さっと1回で塗るのがポイント。カラー剤が足りないと塗りにくいので、たっぷりと使います。髪の長い方は2箱ぐらいが目安です。

ヘアカラーを付ける時は素早く、放置時間は説明書通りに

色ムラを防ごうと丁寧にカラー剤を塗るのもいいですが、あまり時間を掛け過ぎるのはNGです。カラー剤が乾燥してしまうため、なるべく早めに作業を終えることが大切です。説明書に書いてある放置時間は20℃~30℃の室温を示しているため、季節によって時間を調整しましょう。

アフターケアで市販のヘアカラーも美容院のような仕上がりに

最近の市販のヘアカラー剤はとても優秀ですが、ヘアカラー後のケア次第でサロンのような美しさを保てます。

ヘアカラー後のシャンプーは注意

ヘアカラーを塗って説明書通りの時間で放置したら洗い流します。カラー剤が残っていると頭皮と髪のトラブルの原因にもなりかねません。シャンプーを使い、傷まないようぬるま湯で頭を優しくマッサージするように洗いましょう。

トリートメントをしっかりと

シャンプー後は洗い流すタイプのトリートメントでケアすることを忘れずに。特に痛みが気になる場合はホホバ、アロエエキスなどの成分が配合されているタイプ、髪のツヤが欲しいなら、イラクサやアーモンド、ハチミツ成分入りなどコーティング効果のあるものを使用しましょう。さらにタオルドライの後、洗い流さないトリートメントをするとヘアカラーのダメージをより軽減できます。最近のカラー剤にはトリートメント入りもあるので2度のトリートメントが面倒だという場合はこちらを使ってみるのもよいでしょう。

髪を乾かす時はドライヤーよりもタオルドライで

セルフヘアカラーでつい見落としがちなのが、髪を乾かす時。ヘアカラーは熱に弱く、またドライヤーの摩擦によって髪が傷む原因をつくってしまいます。かといって、自然乾燥は頭皮の常在菌が増え、キューティクルが開いたままで水分が蒸発してしまうのでNG。吸水効果の高いドライタオルで髪を優しく揉み込みながら乾かすことをおすすめします。もしドライヤーを使いたいという場合は髪を熱から守るために必ず15~20cmほど離して風を当ててください。8割ほど乾いたら今度は冷風に切り替えて乾かします。くれぐれも乾かし過ぎないよう注意しましょう。

市販のヘアカラー注意ポイント

市販、サロンに関わらずヘアカラーは強い薬剤を使用しています。セルフヘアカラーの刺激を軽減し、トラブルを防ぐための知識と準備も大切です。

事前のパッチテストは必ず行う

パッチテストとは腕の内側などに薬剤を塗って、皮膚の反応を確認することです。染める48時間前にパッチテストし、1度でもアレルギー反応が出た場合は使用するのを中止してください。

クリームやオイルで頭皮を守って

ヘアカラーを行う時は髪の生え際にクリームやオイルを塗って保護します。特に肌が薄い額や耳周り、首筋、そして襟足部分はとても敏感で炎症の起こりやすい場所です。また、顔周り以外に頭皮全体にオイルを薄く塗って皮膚トラブルを軽減するのもよいでしょう。ただし、付け過ぎるとカラーが浸透しにくくなってしまうので注意は必要です。

地肌にヘアカラーを残さない

市販のヘアカラーを使用した際、ほとんどのトラブルは頭皮や髪の生え際などにヘアカラーの洗い残しによるものです。洗髪は頭皮の余分な薬剤をしっかりとすすぐことが大事。まれに色落ちの原因となるアルカリ剤が髪に残っていることもあるため、シャンプーはアミノ酸系がおすすめです。

体調が悪い時はストップ

体調の変化によってもヘアカラーによるアレルギー反応が起こる場合があります。少しでも体調の悪さを感じたら、ヘアカラーは避けるのが無難です。痒みがあるという場合もアレルギー反応によることがあるため、小さな症状でもすぐにかかりつけの病院などに相談しましょう。

薄毛の人は市販のヘアカラーをしない方がいい?

ヘアカラーは薄毛、抜け毛を引き起こす?

ヘアカラーを1度や2度使用しても即抜け毛になる訳ではありません。ただ、長期に渡りカラーリングを頻繁に繰り返すことで、髪の毛のボリュームが少なくなり、抜け毛のリスクも高まります。その他、髪のコンディションが不調になり、パサつき枝毛、切れ毛も増えてしまうことも。枝毛、切れ毛が多いとブラシに引っかかり、更に抜け毛を誘発してしまうかもしれません。

髪の染める頻度は控えるのが鉄則

髪へのダメージを最小限に抑えるにはヘアカラーの頻度をできるだけ少なくすることです。頭皮や髪を労わりたいばあいは2か月に1度の頻度で髪を染めることがベストだと言われています。髪の伸びるスピードは個人によって差はありますが、2ヶ月で2cm程伸びるのだそうです。2cm程度なら伸びた部分は余り目立たず、髪にあまり負担を掛けずにきれいにヘアカラーできますね。

気になる場合は美容院で洗髪がおすすめ

それでも髪への影響が気になる場合はヘアカラー後、美容院で洗髪してもらうのもひとつの手段です。美容院では頭皮や髪を保護する効果の高い専用のシャンプー、トリートメントを使っており、ヘッドスパなども施術してもらえます。薄毛、抜け毛を改善したいけど、カラーリングはやめられないという方は定期的に通ってはいかがでしょうか。

市販のヘアカラーamazonランキングベスト3

手軽に髪を染められる市販のカラーリング剤。今回はAmazonの人気ランキングの中からベスト3のアイテムを紹介します。

ルシードエル ミルクジャムヘアカラー #生チョコガナッシュ

とろりとしたミルクジャム剤が髪にピッタリと密着するヘアカラーです。椿オイルをはじめ、コラーゲン、パールエキス、シルクエッセンスといった4種類の成分を配合。髪を保湿しながら潤いも同時に与えるため、ヘアカラーによる痛みを軽減してくれます。発色がよいのもAmazonランキング入りの理由の1つでしょう。

リーゼプリティア泡カラー ブリティッシュアッシュ

このヘアカラーの特徴はワンプッシュの泡タイプだというところ。混ぜる必要がないうえ、手を汚さずに生え際までしっかりと塗れます。残った薬剤はまた使用できるため、コスパがよいのもうれしいですね。部分的に染めたい場合にもおすすめです。

クリップジョイント カラーバター アッシュミルクティー

ヘアカラー剤ではなくトリートメントなので、頭皮や髪を傷めずに染めることが可能です。染めたい部分にこのカラーバターを付け、放置した後にお湯で洗い流せばOK。温めるとよりトリートメント効果が高くなると言われています。カラーもいろいろあり、混ぜ合わせてオリジナルのカラーをつくることもできますよ。

市販のヘアカラーも使い方次第で美容室のような美しさに

自宅で手軽に染められる市販のヘアカラー。できるだけそのきれいな状態をキープしておきたいですよね。そのためにはヘアカラーの前はもちろん、アフターケアもしっかり行うことが大切。

きれいに色を入れるためにとブリーチをする場合は、なおさら丁寧にケアを行いましょう。髪の健康を保つためにも、色落ちを防ぐためにもトリートメントなどの使用がポイントになります。

こうして自分に合うカラーを見つけたら、正しい方法で染めてヘアカラーを楽しみましょう!
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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