【連載】血流量を増やすだけで美人♪顔も体もよみがえる血のケアを全力解説!〜めぐりケア編〜

【連載】血流量を増やすだけで美人♪顔も体もよみがえる血のケアを全力解説!〜めぐりケア編〜

こんにちは、ビューティエディターの平輝乃です。知っているようで実はよくわかっていないスキンケアの基本のキをわかりやすくかみくだいた「全力解説!」を担当しています。第8回目は、前回のめぐりケア・リンパ編に続き、血流編をお届けします。
全力解説_めぐりケア編

血液に注目した「めぐりケア」を始めよう

老廃物や余分な水分などの代謝に関わるのが「リンパ液」。対する「血液」は、体内を循環しながら栄養素や酸素を運び、老廃物や二酸化炭素を回収します。

血液は、生命維持に欠かせない場所へ優先的に運ばれます。脳や心臓あるいは肺や胃、肝臓などですね。そうしたものへ優先的に栄養や酸素を送りこんだ後、ようやく肌へ。
全力解説_めぐりケア_血流編
食事やサプリメントで肌にいいものを摂ることはとても大事ですが、それらは身体全体でシェアされるので、優先的に肌にいいものを届けるには、肌に直接塗る化粧品は効率がいいと言えます。

全力解説!
毛細血管は、幽霊化することがある!
【全力解説!】

加齢やストレスなどで血管が収縮し、十分な血流量でなくなると徐々に毛細血管が使われなくなり、毛細血管が消滅します。これがゴースト血管です。 全力解説_めぐりケア_血流編2 血管がゴースト化すると、その部分の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなるので、新陳代謝が滞ります。また、血液は体温を保つ働きもかねているため、血流が滞ると冷え性にもつながるのです。

ただ、毛細血管は新たに生まれることもあるものなので、消滅したからといって今すぐ大きな問題になるわけではありません。が、まずは血管をゴースト化させないために血流量を増やすことを意識しましょう。特に女性は毎月の月経で血を失うことが多いので、血流量が少ない人が多いのです。
血流量を増やすには、ナスやゴボウ、コーヒーなどに含まれる、苦みやえぐみの元になるクロロゲン酸が効果的。ほかにヒハツというコショウによく似た香辛料も効果あり。

血流量が増えると、髪や爪、かかとなど、末端部分にまで血がめぐり、栄養が行き渡るので、まずその部分から変わってきます。

血流がめぐっている人とめぐっていない人はこんなに違う!

最近増えてきた女性の薄毛も、実は頭皮の血流不足が原因。血流がきちんと体内をめぐり、体のすみずみまで血液が行き渡っている状態と、そうじゃない状態では、見た目がこんなに違います。
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この変化を見ると、美容的にも血流量を増やさなくては、と思いませんか?

血流量を増やしたい!注目の手段は?

血流量を増やす手段として注目されているのが“炭酸”です。炭酸水を飲むことはもちろん、炭酸のお風呂に入ることや炭酸泡の化粧品も今、増えてきています。

では、炭酸がなぜ、血流量を増やすことに役立つのでしょうか?

炭酸とは、二酸化炭素(CO2)が気体になっている状態。体内に炭酸が取り込まれると、血管の内部ではこんな変化が起きます。
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炭酸が血管内に入ると、血管は酸欠状態になります。酸欠状態を解消しようと血管が拡張するので、より多くの血液がそこを流れる=血流量が増える! ということ。

ちなみに、炭酸コスメを使ったときにパチパチと音がするものは、炭酸が空気中に抜けていっている証拠。

炭酸の入浴剤も、ぶくぶく泡が出ているところに当たるよりも、炭酸ガスが十分に溶けこんだお湯に浸かることの方が重要なんですよ。

血の流れ、リンパの流れをよくすることでいきいきとした肌を目指しましょう!
スキンケアの基本を8回に渡ってお届けしてきた「全力解説!」も今回でひとまず終了です。

なんとなくではなく、どういう目的でそのスキンケアをしているのかを理解しておくと、スキンケアの押さえどころがわかってくるはず。そんな理解の一助に役立てていただければうれしいです。

 Profile
平 輝乃(たいら・てるの)

ビューティエディター・ライター歴20年余。モード誌からビューティ誌、メンズ誌まで幅広い分野で活躍。美しいビジュアル作りを得意とする一方、難しいスキンケアを楽しくわかりやすく読ませる記事にも定評あり。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
イラスト=sino

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