【美容にいい!のウソ・ホント】水をいっぱい飲むとホントにいいの?

【美容にいい!のウソ・ホント】水をいっぱい飲むとホントにいいの?

人気モデルや女優さんたちが美容法として「水をたくさん飲んでいる」「1日2リットル飲む!」という話を聞きますよね。でも、はたして水をたくさん飲むと...

人気モデルや女優さんたちが美容法として「水をたくさん飲んでいる」「1日2リットル飲む!」という話を聞きますよね。でも、はたして水をたくさん飲むと、本当に健康や美容にいいのでしょうか? 暑い夏、熱中症や脱水症状の予防に水分を摂ることはとっても大事。健康と美容にいい水の飲み方を考えます。

2リットル水を飲むとキレイになるの!?

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答えは、NO! 飲み過ぎはNGです。

もちろん、水分補給はとっても大事。特に暑い夏は水分を摂ることが重要です。適度な量を上手に飲むことが健康と美容につながります。では、どのくらい飲めばよいかというと・・・?

私たち、人間の体が1日に排出する水分量を合計すると、約2.3リットルにもなります。だから「1日2リットル飲む」という話が出てくるのだと思います。

1日1.5リットルが正解

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主に排出される水分は、汗など自分で感じなくても、皮膚や呼吸を通して水分が失われていくものとして約1リットルあります。
そして、尿や便として約1.3リットル。ですから、健康な人は、1日の排出量とほぼ同じ約2.3リットルの水分を飲食物から補給する必要があるのは確かです。

でも、ペットボトルの水を2リットルも飲む必要はありません。私たちは、平均的な食事で約0.6リットル、食べ物を分解している過程でさらに0.2リットルの水分を摂っています。

ですから、残りの「約 1.5リットル」を水として飲めばよいのです。

飲み過ぎても、飲まな過ぎても危険

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私たちの体は体重の約60~65パーセントが水分でできています。この水の働きで、栄養や代謝物の運搬、体温の調節などが行われています。水を摂る量と排出する量のバランスが崩れると、いろいろな症状が起こります。

水分不足になると、脱水症や熱中症の原因にもなります。でも、摂り過ぎるのもダメ。水中毒という症状が起こって、内臓に負担がかかりすぎて、体がだるくなったり、消化不良を起こしたりすることも。体内のナトリウム濃度が低下してしまうことで、ひどい場合は命にかかわることもあります。ですから、一度に大量の水を飲まないよう注意してください。

水分は1日6~8回に分けて摂る

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健康と美容にいい水分補給法(健康で普通の生活を送っている人の場合)は、1回コップ1杯くらい(150~250ミリリットル)の水を1日に6~8回飲んで、1日約1.5リットルを飲むというのが基本です。
こまめに水を飲めば、水分不足になることもなく、水の摂り過ぎで健康を害するリスクもありません。

飲むタイミングは、「朝起きたとき」「外出時に歩いたあと」「スポーツをするとき」「入浴後」「就寝前」などがおすすめです。

朝起きたとき
寝ている間に皮膚や呼吸を通して水分を失い、水分不足になっています。血中のミネラル濃度も高くなっているので、朝一番の“水”はとっても大切。

スポーツをするとき
運動中にはたくさんの汗をかき、水分だけでなく、ナトリウムなどミネラルも失われます。体重の2%の水分を失うと、軽い脱水症状になることも。ミネラルウォーターなら、水分と一緒にミネラルも摂れますね。スポーツドリンクもいいですが、ハードな運動でない場合は、糖分濃度を抑えたいので、スポーツドリンクをミネラルウォーターで薄めたものを飲むのもよいと思います。

入浴時
入浴による汗で、水分を失います。入浴後には必ず、水分補給をしましょう。

就寝前
就寝前の水分補給も大切です。寝ている間の水分不足によって、血中のミネラル濃度の上昇を防ぐといわれています。コップ1杯の水を飲んで寝ましょう。

文/増田美加

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