植物療法士が教える、女性の不調を軽減するアロマオイル5選!

植物療法士が教える、女性の不調を軽減するアロマオイル5選!

PMSのイライラや月経痛、月経不順、更年期…。すぐに病院へ行くほどではないけれど不調をかかえている女性って多いですよね。そんなときに効果的なアロマオイルを植物療法士である森田敦子さんにおすすめアロマを症状別に教えていただきました。
女性の味方!アロマで不調を改善! 森田敦子さん

PMSのイライラには「柚子」のアロマを

PMSや月経痛など婦人科系の体の不調は私たち多くの女性を悩ませています。そこで、フランス国立パリ13大学で学ばれた専門家で、ルボア フィトテラピースクール代表の森田敦子さん(植物療法士)に、女性の不調に効くおすすめのアロマをお伺いします。

森田さん、女性の体の不調に効果を発揮するアロマを症状別に教えてください! 

「では、まずはPMSによるイライラから。こういった症状を緩和させるのにおすすめなのは『柚子』のアロマです。精神を安定させる作用で不眠にも役立ちます。塩と混ぜてアロマバスにすれば、香りの効果の他にも皮膚から吸収して血行を促進し、辛いPMSの緩和も。植物オイルで希釈して腹部をマッサージするのもおすすめですよ」(森田さん)

『ゼラニウム』や『メリッサ』の精油と混ぜても良いそうです。

月経痛(生理痛)には「ラベンダー」のアロマ

筆者自身も長年悩まされている月経痛に効くアロマオイルを教えてください!

「月経痛がひどいときには、塗ることによる鎮痛作用と香りによるリラックス効果が期待できる『ラベンダー』を選ぶと良いでしょう。『クラリセージ』や『マジョラム』といった精油とブレンドすればさらに◎! 

その際、『メリッサ』『チェストベリー』といったハーブティで体を芯から温めて血液の巡りをよくし、女性ホルモンバランスを調整すれば、辛い腹痛や腰痛、頭痛をやわらげる相乗効果もあります」(森田さん)

■『メリッサ』
ヨーロッパでは長寿のハーブと言われ、フィトプロゲステロン作用といって植物性のプロゲステロン作用があります。さらに不安・不眠・胃腸障害や頭痛などにも効果的。

■『チェストベリー』
ホルモンの分泌調整ができ、メリッサと同様にフィトプロゲステロン作用があります。

「この2つは私が監修する『コスメキッチン エルボリステリア』というブランドでもハーブティ(ティザンヌ)として販売しています」(森田さん)

アロマとハーブティの組み合わせなら、心からリラックスできて痛みも和らぎそうですね。

月経不順(生理不順)には「クラリセージ」のアロマを

月経不順を整えるようなアロマはありますか?

「ホルモンバランスを整える『クラリセージ』がおすすめです。気持ちを穏やかにし、PMSや更年期の精神的不調も緩和します。バラのような香りで人気の『ゼラニウム』や深いリラックス効果のある『ラベンダー』をブレンドするとさらなる効果が期待できます」(森田さん)

心を整えることで体の症状も緩和されていくとは、心と体は本当につながっているのですね。

「月経不順は子宮の冷えや血行不順によって起きることもあるので、ハーブティで体を温めるという対策も有効です。『メリッサ』『チェストベリー』『セージ』といったハーブティは、女性ホルモンに似た作用をするので『月経トラブル全般』の改善にもぴったりです。

ちなみに、私が代表を務めるルボア フィトテラピースクールの生徒さんでも冷たいものばかり飲んでいたら月経不順や重いPMSの症状に悩まされるようになり、それらを控えてハーブティを飲むようにしたら改善したという方がいらっしゃいました。体を冷やさないようにして温めるということは、女性にとってとても大切なのです」(森田さん)

更年期の辛い症状には「ローズ」のアロマを

辛い更年期に良いアロマについても教えてください!

「更年期はエストロゲン・プロゲステロンの両方の女性ホルモンが急激に減少することによって、さまざまな体の不調が起こります。心身のリラックスや安定により不安感やうつを予防することが大切です。そんな更年期の症状におすすめの香り(アロマ)は『ローズ』。

子宮の強壮剤ともいわれるハーブで、抗うつ作用・鎮静作用があるので、心理的な安定がほしいときにも効果を発揮します。『クラリセージ』や『ジャスミン』などを混ぜて使用するのも良いでしょう」(森田さん)

更年期は、イライラや気分の落ち込みといった精神的な症状が辛いと聞きます。アロマによる効果は高そうですね。

「さらにハーブティで内側からもケアできるとベストです。月経痛などにも効果的な『チェストベリー』にフィトエストロゲン効果のある『ブラックコホシュ』や『セージ』をブレンドするのがおすすめ。女性ホルモンに似た働きをするハーブを2種類ほどブレンドして上手に取り入れましょう」(森田さん)

パートナーとの時間を充実させるには「ジャスミン」のアロマ

妊娠したい、パートナーとの時間をもっと充実させたいという女性のために、おすすめのアロマはありますか。

「香りで気分を高めるなら催淫効果のある『ジャスミン』。深いリラックス効果はもちろん、センシュアルな気持ちに導いてくれます。パートナーとのマッサージにもおすすめの香りです。『クラリセージ』や『ゼラニウム』など女性らしい香りをブレンドするのも効果的です」(森田さん)

ちなみに、インナーケアでおすすめのものはありますか?

「『ラズベリーリーフ』が特におすすめです。ヨーロッパでは『安産のハーブ』とされ、膣の潤いを高めたり、産後には母乳の出も良くしてくれるという女性のためのハーブと言っても良いほどです。膣の粘液力アップも期待できます」(森田さん)

女性の不調の原因や症状は人それぞれですが、アロマは私たち多くの女性に優しく寄り添ってくれそうです。自分の症状にあったアロマを見つけて、心と体の元気を取り戻しませんか。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
森田 敦子さん
ルボア フィトテラピースクール代表 植物療法士
  • 同テーマの内部記事リンク(6月20日公開予定)
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