【医師に聞く】血液クレンジング・血液オゾン療法とはどんな治療法?

【医師に聞く】血液クレンジング・血液オゾン療法とはどんな治療法?

最近話題の「血液クレンジング」「血液オゾン療法」。血液をきれいにする、血流が改善されると噂ですが、実際にはどういった治療法で、効果はどのようなものなのか。銀座よしえクリニック理事長である廣瀬嘉恵先生に本当のところを詳しく教えていただきます!
血液・血行改善して健康美人になる 廣瀬嘉恵先生

「血液クレンジング」「血液オゾン療法」ってどんな治療法?

「血液クレンジング」「血液オゾン療法」と呼ばれる治療法について聞いたことはあっても、「どういう治療法なの?」「どんな効果があるの?」といった疑問や不安も多いのでは?

そこで、血液オゾン療法を実際に受けることができる銀座よしえクリニックの理事長で医学博士である廣瀬嘉恵先生にお話を伺います! 先生 、血液クレンジングや血液オゾン療法とは、そもそも、どういった治療法なのでしょうか?

「ご自身から100ml程の血液を採血し、採血した血液とオゾンを反応させます(血液のオゾン化)。

オゾン化した血液は、酸素飽和度が高く、抗酸化力に優れたものとなり、このオゾン化した血液を再び体内に戻すことで、赤血球の酸素運搬能力向上、白血球の免疫力向上、血小板の凝固作用抑制という作用をもたらします。

このオゾン化した血液が体のすみずみまで行き渡ることで、『細胞の活性化』『自然治癒力向上』、『抗酸化力向上』といった効果が得られる治療です」(廣瀬先生)

体の中から元気になるようなイメージですね。

「細胞が活性化することで、病気の予防や治療だけでなく、『アンチエイジング効果』も期待できるとされていますので、『運動能力向上』『老化予防』『美容』などを目的とした方にも人気です。

もともとはオゾンを加えて血液を戻す療法ですので『血液オゾン療法』と呼ぶのが一般的ですが、より分かりやすいということで、『血液クレンジング』という名前で呼ばれることもあります」(廣瀬先生)

「血液オゾン療法」は、どんな人・どんな症状や悩みに効果的?

血液オゾン療法は、具体的にどのような症状や悩みをもつ人に効果的ですか。

「美容目的や自己治癒力、抗酸化力の向上などを目的とする方におすすめですが、具体的な例を挙げてみましょう」(廣瀬先生)

□ 冷え性である
□ 肩こり、腰痛がひどい
□ 同年代に比べて運動不足、息切れがする
□ 肌がくすみがち、吹き出物などがなかなか消えない
□ 体全体のベースアップに興味がある(代謝をあげる) など。

多くの女性の悩みに応えてくれそうですね。

血液オゾン療法を受けられない人・副作用

さっそく血液オゾン療法を受けてみたいと思った方もいると思うのですが、血液オゾン療法を受けられない人や副作用などについて教えていただけますか。

「血液オゾン療法を受けられないのは『甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の方』と『G6PD欠損症(先天性溶血性貧血)の方』です。念のため私は『妊娠している方(可能性のある方』も避けるようお伝えしています。また、別の疾患など心配のある方は、治療前に医師に相談すると安心ですね」(廣瀬先生)

副作用についてはどうでしょうか。

「ヨーロッパでは約50年の歴史がある治療ですので(一部の国では保険適応)、安全性に大きな問題はないとされていますが、まだしっかりとした症例が非常に少なく、発展途上の分野と言えます。

推奨する医師もいれば反対派の医師もいますので、あくまでも患者さんの自己判断、満足度に大きく依存している治療と言えるでしょう。『有害である』というデータは特にないので安全面への心配は必要ないと思いますが、効果がどの程度のものなのかということは未知の領域です」(廣瀬先生)

その他に注意点があるんだとか。

「中には『がんの予防につながる』『がんの治療に有効』『HIVに効果的』といった宣伝を行っているところもありますが、そこまでのはっきりした研究データはありません。あくまでも一部、慢性疾患や透析患者に対する改善データがある、アレルギー患者の改善データがある、といったレベルです。そうした特徴を理解した上で受けてくださいね」(廣瀬先生)

信頼のできるドクターのもとで、しっかりと納得してから始めることが大切なのですね。

「血液オゾン療法」の施術時間・ダウンタイム・通院頻度

血液オゾン療法の施術時間やダウンタイムなどについて詳しく教えてください!

「クリニックによって多少異なることもあるので、一般的な例としてご紹介しましょう。

【血液オゾン療法の主な施術内容】

□ 施術時間:30分~60分

□ 施術の際の痛み…普通の点滴と同程度です

□ ダウンタイム…特にありません

□ おすすめの通院期間や頻度…最初は1~2週間に1回、その後は徐々に伸ばして最終的には2ヶ月に一度程度で継続される方が多いです」(廣瀬先生)

血液オゾン療法は、冷え性や肩こり、代謝アップなど私たち女性に嬉しい効果が期待できるようですが、自分で判断することも必要でしょう。血液の新たな治療法、今後のさらなる発展が楽しみです!
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
廣瀬 嘉恵 先生
銀座よしえクリニック理事長 医学博士

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