シャネルのアイコンモチーフ「カメリア」にまつわるストーリー

シャネルのアイコンモチーフ「カメリア」にまつわるストーリー

現代女性のためのスタイルを提案し、常に世界中の女性の憧れの存在である 「シャネル」。 このブランドにまつわる“5つのコード”を毎月一回、GING...

現代女性のためのスタイルを提案し、常に世界中の女性の憧れの存在である 「シャネル」。 このブランドにまつわる“5つのコード”を毎月一回、GINGERが紐解いていきます。今回は誰もが知っているシャネルのアイコンモチーフ、”カメリア”が生まれた理由、そしてそれにまつわるストーリーを紹介します。

カメリア、それはマドモアゼルが思い描く女性らしさの「本質」

カメリア。アジアでは「清らかさ」と「長寿」の象徴として愛でられている、優美で繊細な花。それが、シャネルのスタイルを語るうえで決して欠かせない存在のひとつであることは、ファッション通ならずとも「常識」なのだろう。

ニットやドレスにコサージュとして挿され、スーツのボタンに刻印され、刺繍やレースのモチーフになり、 まさにシャネルを象徴するアイコンである。なか でも、誰しも心奪われるのは、ファイン ジュエリー。リング、ネックレス、イヤリング、ブローチ、ブレスレット、ウォッチ・・・。この花が発想の源泉となり、無限のクリエイティビティが発揮されている「カメリア コレクション」は、タイムレスでエターナルな輝きを放つ。マドモアゼルのシグネチャーは、すべての女性が胸ときめく、永遠の憧れに違いないのだ。

そもそも、マドモアゼルはなぜ、自らのシンボルとして、白のカメリアを選んだのか? もともとエキゾティックで中性的な魅力を持つカメリアの、「禁断の花」というイメージは、挑発的なことを好む彼女にまさにふさわしいものだったこと。一方で、華やかな薔薇よりも控えめな存在感、幾何学的とも言える丸みを帯びた花の輪郭、均質で整然とした花びらの端正な佇まい、何より混じり 気のない純白さに、シンプルの「極み」を見出したこと。さらには、香りを持たないこの花が、シャネル N° 5の香りを邪魔しないこと、季節が移っても落ちない葉は永遠の美を想起させること・・・。いや、本当の理由は、最愛の恋人であるアーサー カペルから最初に贈られた花束がカメリアだったことかもしれない。花言葉は、「報われた、もしくは認められた才能」。まさに、 マドモアゼルのための花。個性であり、自信であり、愛であり。そう、白いカメリアは、マドモアゼルにとって、時間に風化されることのない気持ちを伝えるメッセンジャーなのである。

カメリア コレクションには、さまざまな宝石やデザインがとり入れられ、そのバリエーションは無限とも言えるほど。自分らしいスタイルが定まったとき、初めてのシャネルとして、ゴールドのネッ クレスに出会うのもいいだろう。プロとしての確かな歩みを誇らしく思えたとき、自信の証として、ダイヤモンドのイヤリングに出会うのもいいだろう。そして、できることなら、愛する人との人生を始める決意をしたとき、永遠の愛の象徴として、ブライダルジュエリーを選びたい。それは、ひとりひとりの女性に特別なストーリーを紡ぐもの。かけがえのない、幸せのストーリー・・・。

さまざまなアイテム、デザインが揃うカメリア コレクション。人生の歩みにひ とつひとつ重ねていく楽しみも。厳しい基準をクリアした、完璧なプロポーションを持つダイヤモンドのみが厳選されるブライダル コレクションは、一生を 委ねるにふさわしいもの。特に、エンゲージメントリングは、フラットな花びら型の台座により、センターダイヤモンドの輝きと大きさが一層際立つことから、 ベストセラーであり続けている。

〈右上から時計回りに〉カメリア コレクション リング [Pt×ダイヤモンド] (ハーフエタニティ)¥237,500、リング[Pt×ダイヤモ ンド]0.25ct~ ¥547,000~、イヤリング[WG×ダイヤモンド]¥812,500、 ネックレス[YG]¥301,000/すべてシ ャネル

撮影/国府泰(スタジオカレント)
取材・文/松本千登世

※プライスはすべて税抜です。

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