今年の秋はカリフォルニア赤ワインで美肌&健康増進!?

今年の秋はカリフォルニア赤ワインで美肌&健康増進!?

9月に入りまだ残暑厳しい日が続きますが、気分はまっすぐ秋に向かっています! 夏にナパの白ワインをご紹介しましたが、今回は秋にしっとり飲みたいカリ...

9月に入りまだ残暑厳しい日が続きますが、気分はまっすぐ秋に向かっています! 夏にナパの白ワインをご紹介しましたが、今回は秋にしっとり飲みたいカリフォルニアの赤ワインを取り上げたいと思います。白ワインはキリリと冷えているだけでも美味しいのに、赤ワインは冷やし過ぎてもいけないし、なんだかよくわからなくて苦手、という声をよく聞きます。でも赤ワインの魅力に気づいたら、きっと苦手意識も吹っ飛ぶこと間違いなしです!

ポリフェノールの恩恵たっぷり赤ワイン

Licensed by Getty Images

なぜ赤ワインにはポリフェノールが含まれているのか、それはワインを作る過程が関係します。白ワインはブドウの果皮や種子を取り除いてから発酵させますが、赤ワインはそれらを残したまま発酵・熟成させます。ポリフェノールは果皮や種子に多く含まれるため、接触時間が長い赤ワインにポリフェノール成分が多く残るのです。アントシアニンやタンニンなどのポリフェノールが豊富な赤ワインには抗酸化作用があるともいわれています。楽しく飲んで美肌になれるなんて、こんな嬉しい飲み物ありません! ただし飲み過ぎはいけません。一日グラス2杯までにしておきましょうね。

カリフォルニア赤ワインの特徴は?

Licensed by Getty Images

白ワインの記事でも触れましたが、カリフォルニア、特にナパやソノマ地域はブドウが成長する夏に雨が少ない地中海性気候で、太平洋から発生する霧と渓谷や海からの風、変化に富んだ地形がクオリティの高いワインを作るのに大きな影響を与えています。赤ワインの特徴としては果実味が豊かでしっかりした味わいのものが多いことです。アメリカ西海岸の明るく陽気な雰囲気が赤ワインでも感じられると思います。

おすすめナパ・ソノマの赤ワイン

①イニスフリー カベルネ・ソーヴィニヨン(ジョセフ・フェルプス)

点在した畑で多くの品種を生産しているジョセフ・フェルプスは、世界で最高評価を受けたインシグニアで一躍有名になりました。イニスフリーは、収穫量が多い年にインシグニアとナパ・ヴァレー・カベルネを生産した後に残ったブドウを使用して造られています。インシグニアが1本4万円近くするのに対してイニスフリーは5千円とリーズナブルなお値段。トップキュヴェと同じ畑のブドウから出来たイニスフリーはタンニンがしっかりとしており凝縮感があり、スパイスやスモーキーさを感じられます。

②ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン(フランシスカン)

Licensed by Getty Images

ナパでも有数の最良畑が並ぶオークヴィルに240エーカーもの畑を持つフランシスカン。道一本隔ててオーパスワンやロバート・モンダヴィなどの畑もあります。ブドウの収穫は手摘みで、区画ごとに醸造されるなど、ワインを丁寧にこだわりをもって造っているのが特徴です。ナパのカベルネはフルボディで余韻も長く、タンニンはそんなに強くはありません。カシスやダークチェリーのニュアンスがあり、少しスパイスも感じます。オーパスワンと間違えた芸能人もいるとか。コスパ抜群のワインです。

③ソノマ・カウンティ ジンファンデル(セゲシオ)

黒ブドウ品種のジンファンデルは、カリフォルニア州原産とも言われています。セゲシオのソノマ・カウンティ ジンファンデルはこのワイナリーの中では手頃な価格ですが、味わいはトップレベルと比べても見劣りせず、高い評価を受けています。ブドウの風味が濃厚で、黒いベリーのニュアンスが強く感じられ、スパイシーさもあり、これぞジンファンデル、といった凝縮感のあるワインです。漬けこんだお肉などに合います!

④メルロー(マタンザス・クリーク)

カリフォルニアではメルローのパイオニア的存在のマタンザス・クリーク。このワインのメルローはペトリュス・クローンで、世界で最も有名なワイナリーのひとつ、ボルドーのペトリュスからもらった接ぎ木から成長したメルロー品種です。それを聞いただけで「美味しいに違いない」と思ってしまいますが、畑の個性を大切に、区画ごとに発酵、熟成させるなどブドウ本来の味わいを失わないように造られているので、決して名前負けしないクオリティです。赤い果実のニュアンスとバランスの良い酸とタンニンでエレガントさが感じられるワインです。

写真・文/YUKI YONEI

関連キーワード

関連記事