ストレスでも手荒れは起こる?手荒れの種類別の原因と対策を解説

ストレスでも手荒れは起こる?手荒れの種類別の原因と対策を解説

手荒れにお悩みではないですか?手荒れといっても、洗剤やストレスなど原因は様々。夏場でもかゆみがあったり、ひび割れてしまったり…時には水泡が生じてしまうことも。今回は手荒れの原因とその対処法をご紹介します。薬や手袋を正しく使って手荒れを改善しましょう。

ストレスが原因になりうる?手荒れの原因を知ろう

ちょっと手が乾燥しているな…と思っていたら、いつの間にか手荒れになってしまったということは、誰にでも起こりうること。この手荒れの原因にはいくつか種類があるのです。ここでは何が手荒れの原因になりうるのか、その種類をご紹介します。

物理的刺激から来る手荒れ

お皿洗いや洗濯など、水仕事の後に乾燥が気になったことはないでしょうか。
水に濡れた手は、きちんと拭かずに放置してしまうことがあるかもしれません。しかし手についた水分は蒸発するときに、肌の水分を奪いながら蒸発してしまうのです。このため、水仕事などの物理的刺激は肌の乾燥を招き、手荒れの引き金になってしまう恐れがあります。このほかにも、タイピングなどの手作業の多い方も手荒れを起こしやすいと言われています。手の皮膚に多くの刺激がある方には、お肌の負担がかかりやすいのです。

化学的刺激から来る手荒れ

洗剤やシャンプーなどに含まれる化学成分も、体質によっては手荒れを引き起こす原因となりえます。体が洗剤などに接触する頻度が多くなると、肌のバリア機能が低下しやすくなると言われているのです。皮ふがデリケートな方はもちろん、洗剤などの化学成分の刺激が度重なることで、健康な皮ふでも手荒れを引き起こす可能性はあります。

ストレス

ストレスも手荒れの原因になると考えられています。ストレスを感じることで体調不良を引き起こし、肌の健康を損ないやすくなる場合があるのです。体が弱ってしまうと、肌を回復することができず「お手入れをしているのになかなか手荒れが治らない」という恐れも。

自覚がない小さなストレスでも、手荒れの原因となる可能性があります。しつこく治らない手荒れに悩まされている場合には、ストレスが原因かもしれません。ゆっくりと心身を休めて、リフレッシュするのもいいかもしれませんね。

アレルギーの可能性も

手の皮がむけてなかなか治らない…そのような手荒れに悩まされている方は、アレルギーが原因になっている可能性もあります。金属アレルギーなどが、手荒れとして表面化する恐れがあるのです。酷い時は水疱ができてしまう可能性も。お手入れをしても治らない、長引く手荒れの場合は、病院で診察を受けましょう。
このように、手荒れの原因は生活習慣によって様々なことが考えられます。まずは今起こっている手荒れが、どのような理由で引き起こされているかを知ること。それによって、ケア方法も変わるのではないでしょうか。
普段の生活で使っているものや生活習慣を見直したり、自分の手の状態を日頃から観察しておくとよいでしょう。

夏も手荒れにご用心!かゆみにひび割れ、水疱…手荒れの種類とは?

手荒れにはひび割れ、かゆみが出るなどの症状がありますが、突然起こるものではありません。徐々に進行し、ひどくなると出血を伴うようになっていくのです。できることなら、軽度の手荒れのうちにケアをして、治してしまいたいですね。ここでは手荒れの種類に加えて、手荒れがどのように進行していくのかを解説します。

手荒れの進行の仕方

手荒れはまず、軽い乾燥を感じるところから始まります。
指先のカサつきを感じ始め、進行するとやがて手全体へと広がります。そして皮がむけるように。
さらに悪化するとカサついた感触からゴワゴワとした感触へと変化し、ひび割れへと変わっていくのです。

さらに手荒れが進むと、ひび割れから出血し痛みを伴うようになってしまいます。人によっては、水疱ができて指が動かしにくくなってしまう場合もあるでしょう。このような事態を防ぐためにも、手の乾燥を感じたらできるだけ早くケアをし、早めに直してしまいましょう。

手荒れの種類

手荒れの種類は大きく分けて2つあります。

1つ目は、乾燥による手荒れです。手がカサカサしたり、皮ふが固くなったりしたなら、乾燥が原因の手荒れと考えられます。進行すると、ひび割れやあかぎれを引き起こす可能性があるため、要注意です。

もう1つは、湿潤型の手荒れです。こちらの手荒れは、水疱や赤み、皮ふがジュクジュクとした状態になるのが特徴。乾燥型の手荒れから進行して、湿潤型の手荒れが起こることもあります。乾燥してかゆみを感じた肌を掻くことが刺激となり、皮ふに赤みを引き起こすために、水疱へと変化してしまう場合が多いようです。
手荒れは何も冬だけのことではありません。夏もまた冷房や紫外線など、お肌の乾燥を引き起こす要因が多数存在します。
そして汗をかくことは、肌の乾燥を招くとも言われています。夏はべたつきを嫌って、保湿を怠りがち。しかし、その油断が手荒れを引き起こしかねません。水仕事や手作業の後など、しっかりと肌のケアをして手荒れを防ぎましょう。

【手袋で手荒れ対策】洗剤から手を守るのも1つの手段

それでは、手荒れを防ぐためにはどのような対策をしたらよいのでしょうか。ここでは、洗剤に焦点をあてて、誰にでもすぐにできる手荒れ対策をご紹介します。少しの工夫で即実行できる手段ですので、ぜひ試してみてくださいね。

洗剤が皮膚の油分を奪う

毎日の生活に欠かせない「食器洗い」。しかし、食器を洗う時に使用する洗剤が、手荒れを引き起こす原因となる場合があります。
食器用洗剤には、油を落とすための洗浄成分が含まれていますよね。これによって、食器や調理器具をすっきりと洗い上げることができるものですが、同時に肌にとっては刺激が強いということでもあるのです。

洗剤の油を落とす成分は、時として肌に必要な油も一緒に落としてしまいます。それによって手が乾燥し、手荒れの引き金となりうるのです。
つまり、油汚れの落ちやすい強い洗剤を使うほど、手荒れを引き起こし可能性が高くなると考えられます。

ゴム手袋で洗剤から手を守る

とはいえ、スッキリとした洗い上がりの調理器具は気分のいいものですね。洗浄力が弱いあまり、何度も洗い直すというのも、手間も時間もかかって煩わしい…一度洗いでしっかりと汚れが落ちる洗剤は、家事を快適にするために手放しがたいアイテムです。

洗剤の刺激による乾燥を感じたなら、食器を洗う時にゴム手袋をつけるのが有効です。これならば、強い洗剤から手を守りつつ、調理器具の油汚れをしっかりと落とすことができます。この方法であれば、洗剤からの刺激だけでなく、水による物理的刺激からも手を守ることができ、一石二鳥です。

今ある洗剤を使える上に、用意するのはゴム手袋だけ。お手軽に手荒れを防ぐ方法としておすすめです。ぜひ実行してみてはいかがでしょうか。

手に優しい洗剤に変えるのも

食器洗いの時にゴム手袋をつけると、「汚れが落ちているかわからない」「キッチン周りにアイテムが増えるのは煩わしい…」など、できることならゴム手袋を使いたくないということもあるでしょう。
そのような場合は、食器洗いの洗剤をお肌に優しいものに変えてみるのがおすすめです。香料や着色料が無添加のものなら、皮ふには低刺激だと考えられます。そのため通常の洗剤よりも手に優しく、水仕事を行うことができるでしょう。

また、お皿を洗う時の水の温度にも注意が 必要です。熱いお湯のほうが油汚れが良く落ちますが、これは同時に皮ふにとって必要な油も落ちやすいということになります。洗剤を洗い流す水は温度を上げすぎず、ぬるま湯にとどめておくようにしましょう。
食器洗いは日々の生活の上で、欠かせない家事のひとつです。毎日行うことだからこそ、少しの工夫が手の刺激を抑えることにつながります。
手あれが悪化して、ひび割れや水泡になってしまえば、水仕事をすること自体がつらくなってしまいますよね。また、ひび割れた状態で水仕事をして、手荒れが悪化するという悪循環に陥る可能性も。毎日しなければならないことだからこそ、小さな工夫の積み重ねが大切です。

手荒れとなってしまった時の対処法【オススメの薬と塗り方】

それでは、手荒れとなってしまった場合はどのようなケアを行えばよいのでしょうか。ここでは、手荒れの種類別におすすめのケアをご紹介します。さらに、ナイト手袋の効果についても見ていきましょう。

保湿メインのもの

カサカサとした、乾燥系の手荒れであれば、保湿をメインとしたケアがおすすめです。
軽い手荒れであれば、皮ふに油分を補給し保湿してくれるもので充分。しっかりと成分をチェックし、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどの保湿成分の含まれているものを選ぶとよいでしょう。シアバター配合のハンドクリームもおすすめです。

乾燥を感じるだけでなく、ゴワつきを感じる手荒れの場合は、尿素が配合されたクリームを選ぶようにしましょう。尿素系のクリームなら、ゴワゴワと固くなってしまった皮ふを柔らかくする効果が期待できます。ただし、尿素は傷口に触れると、染みて痛みを感じる場合があります。ひび割れなど、傷口がある場合は避けるようにしましょう。

他にも、白色ワセリンは赤ちゃんの肌にも使えるほどの低刺激なアイテムです。お肌が敏感な方は白色ワセリンでの保湿が安心でしょう。
皮膚の強さに自信がある方でも、手荒れを起こしている時はお肌に低刺激のものを選ぶことをおすすめします。なぜなら、手荒れを引き起こしている皮ふは、肌のプロテクト機能が低下している傾向にあります。普段は問題のないものだったとしても、肌への刺激となってしまう可能性があるのです。

手荒れが進行してしまう前にしっかりと保湿して、肌を回復させましょう。

炎症を抑えるもの

乾燥だけでなく、赤みやかゆみ、水疱などが出てきている手荒れには、保湿成分だけでなく、炎症を抑えるための成分も配合されているハンドクリームを選びましょう。
ヘパリン類似物質配合のハンドクリームなら、消炎作用が期待できるだけでなく、保湿効果も期待できます。

また辛いかゆみに悩まされている方は、ステロイド系のクリームがおすすめです。ハンドクリームに含まれているステロイドであれば、安全性も高く、安心して使用できるでしょう。ただい長期にわたって使用することはおすすめできません。

使用しても効果を実感しにくいようであれば、医師の診断を受けるようにしましょう。
その時、どのような薬を使用したかわかるように、使用しているクリームを持参するのがおすすめです。

また、ひび割れてしまった手荒れには、傷の修復成分が配合されているものを選ぶのが良いでしょう。皮ふがひび割れている状態は、乾燥や炎症を起こしているだけでなく、皮ふ自体が傷ついていると考えられます。そのため、患部を保護しながらケアをしていく必要があるのです。

また、あかぎれやひび割れた皮ふ専用の絆創膏もあるため、合わせて利用するといいでしょう。

効果的な薬の塗り方

せっかくのケアも、方法が間違っていれば効果が半減してしまいます。
手荒れのケアのコツは、しっかりと保湿をすること。水仕事の後やお風呂の後は化粧水などで保湿をし、その後両手でクリームを温めながら塗るようにしましょう。クリームを温めることで伸びが良くなり、さらに肌なじみも良くなるため、皮ふへの浸透がアップすると言われています。
指先や爪の周り、手の細かいしわなど細かいところまで、手全体にしっかりとクリームを塗りこみましょう。

手荒れが気になるうちは、手を洗う度に毎回ケアをすることが理想的です。少しでも乾燥やカサつきを感じたなら、すぐにケアをするようにしましょう。こまめにケアをすれば、酷い手荒れとなるのを防げるかもしれません。また、寝る前など長時間手を使わない時も、ハンドケアにおすすめのタイミングです。隅々まで丁寧にケアをして、皮ふを回復させてあげましょう。

ナイト手袋の効果について

ナイト手袋は、寝ながら保湿のできる手荒れ時には嬉しいアイテムです。
布団にハンドクリームが付くのを防ぐことが出きるというメリットもあります。

しかし、選び方には注意が必要です。ナイト手袋は綿やシルク素材など、肌に優しい吸湿性に優れた素材のものを選びましょう。そうでないと、人によっては皮膚がふやけたようになってしまった…という場合や、手袋に皮ふが擦れて痛いと感じることもあるようです。

素材に気を付けたとしても、人によっては手袋をしていることに違和感があり、寝苦しく感じるという場合もあります。しかし、手袋をしていることで掻きむしることが防止できたり、手袋をつけたほうが暖かくて快適だという声もあります。さらに、手荒れの改善が見られたという声も。

使用感には個人差がありますが、着けているだけで手荒れが改善するとしたら嬉しいですね。一度使ってみる価値ありのアイテムでしょう。

手荒れの症状によっては病院も検討を

一口に手荒れといっても、原因によってその症状は様々です。手荒れを改善するためには、原因と状態を把握し、適切なケアをすることが大切。

自分でケアをしても改善しない場合は、病院の受診も検討しましょう。病院での治療であれば、症状に合わせて適切な処置をしてもらえるため早く手荒れが改善する効果を期待できます。また、手荒れだと思ったら皮ふの病気だったということもあるかもしれません。
手荒れで病院を受診するのは手間に感じるかもしれませんが、治りにくい手荒れの際は一度受診をしてみましょう。


季節や生活環境に応じて、できる手荒れの対策は変わるもの。自分にとって、今何をするべきなのかを確認しながら、適切なケアをしていきましょう。
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。

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