ライターが体感!質のよい睡眠をもたらすマットレス&枕の選び方

ライターが体感!質のよい睡眠をもたらすマットレス&枕の選び方

心地よい眠りのためには、自分に合うマットレスや枕を選びたいもの。そう思っていても、自分に合うものの選び方はわからないし、大きな買い物なので簡単には変えにくく「今のものでいいか」と我慢しがち。良質な睡眠をもたらす選び方を専門家に聞きました!
美につながる快眠に必要な条件 三橋美穂さん

質のよい睡眠のために、マットレスと枕選びは超重要!

画像提供/トゥルースリーパー


普段使っているマットレスと枕に、100%満足していますか? 私はできていません……。何度か枕を買い替えたことはあるものの、きちんと計測してもらったことはなく、いつも「こんなものかな」と妥協。マットレスは、ベッドを買ったときに「なんとなく」で決めたもので、自分に合うかどうかを冷静に考えたこともありませんでした。

でも、疲れがたまっていたとき、ベッドで寝ていても疲れがとれないどころか、首や腰などに痛みが生じたことが……。よい睡眠に必要な寝具の選び方を学ぶために、快眠セラピストの三橋美穂さんの元を訪れました。三橋さん、どんな基準で寝具を選べばいいですか?

「眠り始めて、すとんと深い眠りにすぐ入れること、つまり寝つきがよいことが、質のよい睡眠をとるためには必要です。それには、自分に合う寝具を選ぶことが大切! 枕もマットレスも、選ぶ基準は『立っているときの姿勢のまま、寝ているときの体に余計な負荷をかけずに眠れること』です。体には凹凸があるので、横になると首の後ろや腰などに隙間ができますよね。体に沿って、その隙間を埋めることで、寝ながらにして自然な体のラインを保つのに役立つのが、マットレスであり、枕なのです。

マットレスが硬すぎると腰が浮き、逆にやわらかすぎても腰が沈んで落ちるので、いずれも寝ているときに腰に痛みが生じやすくなります。また、高すぎる枕だと頭が持ち上がりすぎて、首や肩が突っ張って、睡眠時の肩の痛みや首のシワにつながります。さらに、喉が詰まって呼吸が浅くなり、疲れがとれにくくなることも。逆に枕が低すぎると、頭の位置が心臓より下になるので、寝起きに顔がむくみやすくなります」(三橋さん)

睡眠の癖や悩みに応じた、マットレス選びのコツ

マットレスを選ぶ際は、反発力の違いだけでなく、体型や体質のほか、体の眠りのタイプや眠るときの癖、睡眠時のお悩みなど、さまざまな観点から選べるそう! そこで今回は、三橋さんが商品監修に携わったこともある「トゥルースリーパー」を例に、低反発・中反発・高反発の種類を選ぶときに指針となるチェックリストを教えてもらいました。チェックの多くついたものが、自分に合うタイプだそうです!

【低反発タイプに合う人】
□ ショートスリーパー(短時間睡眠でも疲れがとれやすい人)
□ 睡眠中の動きが少ない
□ 寝るときに腰が痛い
□ 夫婦一緒に寝たい

【中反発タイプに合う人】
□ ストレスが多い
□ うつぶせ・横寝が多い
□ 体重は標準~軽い
□ やわらかい寝心地が好き

【高反発タイプに合う人】
□ 筋肉質
□ 暑がり・汗かき
□ 体重は標準~重い
□ 硬い寝心地が好き

「低反発はモッチリしてやわらかい感触です。あまり寝返りを打たない人は、同じ姿勢のまま眠り続けるので、反発力が弱いほうが安定して眠れます。また、寝ているときに腰が痛い人は、お尻が沈むほどやわらかすぎるマットレスはNGなのですが、低反発タイプの『トゥルースリーパー』は普段使っているマットレスの上に重ねて使うので、ほどよいやわらかさで腰をじっくりと支えられます。寝るときの腰の痛みにお悩みの人が、低反発にしたら軽減したという声も多いんですよ。

『トゥルースリーパー』の中反発はやわらかく、ふわっとした優しい寝心地なので、ストレスの多い人は癒されるはず。通気性も高いので、うつぶせ寝でも呼吸がしやすいです。横向きで寝る方は肩に負担がかかりますが、中反発ならほどよく沈み込み、そうした負担が少なくて済みます。体重が重いと沈みすぎてしまうので、体重は標準以下の方におすすめです。

高反発は通気性がよいので、寝汗をかきやすい方にピッタリです。硬さがあるので、筋肉がしっかりついた方の体も、しっかり支えられます。重さに耐えやすいので、標準より体重が重い方でも眠りやすいですよ」(三橋さん)

マットレスを変えると、睡眠中の痛みは軽くなる?

「トゥルースリーパー」は「睡眠中の痛み軽減」を得意とする寝具ブランドで、横たわったときに体のどこにどのくらい圧がかかるかを調査しているそうです。通常のマットレスでは、出っ張っているお尻や肩甲骨にかかっていた負荷が、低反発タイプを使用したことで軽減されることがわかります。
【一般的なマットレスを使用したときの体圧分散】
【トゥルースリーパー プレミアケア(低反発タイプ)を使用したときの体圧分散】
※ 体圧分布グラフ ※ 芝浦工業大学調べ
画像提供/トゥルースリーパー


マットレスを買い替えるときにネックになるのが「今まで使っていたマット、捨てなきゃいけないの? 面倒くさい……」ということですが、「トゥルースリーパー」は、普段使っているマットレスの上にのせて使うものなので、無駄が出ないところも嬉しいポイントです。

心地よい睡眠を追求して生まれた、新しいサイズ・形の枕

今回、睡眠の記事を書くにあたり「トゥルースリーパー」をチェックしていて気になったのが、同ブランドにある「トゥルースリーパー セブンスピロー」という枕。次の画像を見てみてください……そのビジュアルとサイズに仰天!
画像提供/トゥルースリーパー


この枕は一体なに!? どうしてこんなサイズ、こんな形の枕が生まれたの? 「セブンスピロー」の商品担当、川地浩司さんに聞きました。

「もともと私たちはマットレスの販売がメインで、枕はあくまで付属商品でした。でも、お客様のニーズを調べると、枕が合わなくて寝ているときに肩や首が痛み、悩んでいる方が多かったのです。そこで、その痛みを軽減する枕を作ろうと思ったのがはじまりでした。

通常の枕だと、どうしても段差がついて、首から背中にかけて隙間が大きく開きます。その空間のせいで首の後ろや肩に負荷がかかり、寝ている間でも痛みが生じやすいのです。また、今までマットレスを作ってきて感じていた疑問が『なぜマットに比べ、枕はこんなに小さいのか?』ということ。寝返りを打ったり、横向きに寝たりすることも多いので、小さな枕だと頭が落ちてしまいますよね」(川地さん)

そこで、三橋さんにも相談し、試作を重ねたそう。

「とくに、睡眠時に肩甲骨や背中まで痛いと言う方も多かったので、背中まで支える枕にすることにしました。段差をなくすために傾斜をつけて、腰にかけて少しずつ平べったくなるデザインに。上半身がほどよく沈み込み、首の後ろにフィットするようにと、固さや高さにこだわって、試作を重ねました」(川地さん)

睡眠時にかかる後頭部や肩甲骨の痛みを楽に!

そして完成したのが「マットレスの1/3サイズ」という大きさで、背中にかけてなだらかな傾斜がついた枕「セブンスピロー」! こちらもマットレス同様に、体圧分散のテストをおこなったそうです。後頭部や肩甲骨にかかっていた負荷がやわらいでいるのがわかります。
【市販の羽根まくらを使用したときの体圧分散】
【セブンスピローを使用したときの体圧分散】
※ 市販のマットレスに、市販の羽根まくら・セブンスピローを置いて、その上に寝た状態で測定した結果です
※ 体圧分布グラフ
※ 芝浦工業大学調べ
画像提供/トゥルースリーパー

寝具を変えたことで変わった、私の睡眠時の癖

今回、中反発タイプの「トゥルースリーパー ネオフィール」と枕「セブンスピロー」をお借りして、実際に1ヶ月ほど使用して、寝心地を確かめてみました!

とろけるような寝心地で、ふわっと体を包み込んでくれるマットレスにはすぐ慣れました。慣れたどころか、あまりに寝心地がよくて、眠りすぎることもしばしば(笑)。寝つきが悪いのが悩みだったのに、すぐに眠りに落ちるようになり、朝も目覚まし時計とともにスッキリと起きやすくなりました! 

しかも私は(恥ずかしながら)寝相が悪くて、布団は蹴っ飛ばすわ、あらぬ方向に寝転がるわで、首を寝違えることも多々ありました。でも、「トゥルースリーパー」の上で寝ると、朝起きたときにちゃんとまっすぐに眠れていて、寝相改善に感動!

枕「セブンスピロー」には、高さ調整用シートがついてくるので、どこに頭をのせればいいのか、高さはどのくらいに調整すべきか、あれこれ試すこと一週間。ふと気づいたら、起きたときによく感じていた「首がガチガチになっていて痛い」「肩甲骨のあたりが張っている」という悩みが軽くなった気が! そこで試しに、もともと使っていた枕で試しに寝てみたところ、後頭部と肩の段差も気になって寝心地が悪く、翌朝また首や肩甲骨に痛みが生じてしまったのです。「セブンスピロー」はいつの間にか、私の頭も肩も背中も、優しくサポートしてくれていたようです。

もうひとつ、私が嬉しかったのは、ソファで寝落ちすることがなくなったこと! 寝かけても、ソファでは硬すぎるし、置いているクッションでは頭が高すぎて違和感があって、首が痛くなって起きてしまう。どんなに疲れていても「やっぱりベッドでちゃんとしたマットレスと枕で寝よう」と、ベッドにたどり着けるようになりました(笑)。

三橋さんによると「寝具を変えると、誰でも慣れるまで一週間はかかるもの。とくに『セブンスピロー』は、バランス感が通常の枕と少し違うので戸惑うかもしれません。でも、合うものであれば一カ月くらい経つと、寝ているときの体の痛みが軽減したり、寝つきやすくなったりと、睡眠の質の変化を実感できるはず。しばらくの間、試すことが大切」だそう。

マットレスも枕も、変えてすぐに「これだ!」と実感はしにくいもの。もし「合わないのかな」と思ったら、以前寝ていた寝具を再度使ってみるといいかもしれません。「変えたおかげで、こんなに体が楽になっていたんだ!」という事実に驚くかも。体に合う寝具、探してみませんか?
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
■監修
三橋 美穂さん
Sleepeace Café代表 快眠セラピスト
  • 同テーマの内部記事リンク(6月20日公開予定)
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