たった4日間で効果が出る!? 注目のヨーグルトファスティングの実力とは

たった4日間で効果が出る!? 注目のヨーグルトファスティングの実力とは

今年の4月に順天堂大学監修のもと、30歳前後の女性を対象にしたファスティング合宿が行われました。そこでは、スムージーのみを摂取したスムージー群と...

今年の4月に順天堂大学監修のもと、30歳前後の女性を対象にしたファスティング合宿が行われました。そこでは、スムージーのみを摂取したスムージー群とスムージーとグリークヨーグルトを摂取したヨーグルト群(両群とも同カロリー)を比べると、ヨーグルト群の方が筋肉量の減りがおさえられ、脂肪の減りが大きいという結果が出ました。つまり、筋肉を落とさず、脂肪が燃焼されるというれしい効果が期待できるということが判明。
この結果を受け、さらに詳しく分析して得た最新の研究結果が11月2、3日に北海道 札幌コンベンションセンターにて行われた「第29回日本臨床スポーツ医学会」で発表されました。その驚きの結果をレポートします!

“たんぱく質”がもたらすダイエット効果とは?

ファスティング(断食)とは、短期間で体重を減らすことができるダイエット法のことを指し、元々は肥満体型の方を対象にした治療法です。人間の体は脂肪よりも筋肉のほうが先に減りやすく、脂肪はその次に落ちる部位。特に女性は男性に比べて筋肉量そのものが少ないので、基礎代謝の要となる筋肉が落ちることは死活問題ですよね。さらには、間違った方法で食事を抜くことで基礎代謝が落ち、ファスティング前よりも太りやすい体になってしまうことも起きます。
そのため、いかに筋肉量をキープしたまま、脂肪だけを燃焼するかということがダイエットの鍵となります。

そこで救世主となるのが、たんぱく質の摂取! 前回のファスティング合宿で判明したように、筋肉量の低下を抑えながら、脂肪を減らすことができます。つまりリバウンドも防ぐことができるのです。
なので、健康に自分らしく痩せられる方法として、短期集中のヨーグルトファスティングがおすすめ。固形物を避けなければいけないファスティングにとって、ヨーグルトはうってつけの存在です。

特にヨーグルトのなかでも、たんぱく質が多く含まれ、食べて満足感のあるグリークヨーグルトは、空腹のつらさを感じにくく、ファスティング初心者でも挑戦しやすい方法。コンビニやスーパーなどで手に入りやすいので、気軽に手に始められるというのも、忙しい現代の女性にとってはうれしいポイントです。

「第29回日本臨床スポーツ医学会」にて発表された数値がこちら。

上記のグラフの結果が示すように、スムージー群とヨーグルト群を比較すると、両群とも体重は約2kg(約4%)減少しながらも、筋肉の減少率はスムージー群が4.8%だったのに対し、ヨーグルト群は2.6%と約2倍の差があります。下段のグラフのように、脂肪率もヨーグルト群のほうが小さくなりました。

つまりこれは、グリークヨーグルトを摂取したほうが、筋肉量(=代謝)を維持しながら、健康的に痩せられるということです。

そして、さらなるうれしい効果として、とある研究結果が発表されました! その効果とは一体・・・!?

ヨーグルトファスティングで○○になる!?

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4日間のヨーグルトファスティングによるたんぱく質摂取で、ヨーグルト群の方がスムージー群より頭部が有意に小さくなっていたことが判明。

頭部の脂肪量の減少率に関して、スムージー群は1.2%だったのに対しヨーグルト群は4.4%と大きな変化がありました。

つまり、グリークヨーグルト(高たんぱくな食事)でファスティングをすることで、小顔効果が期待されるという研究結果が得られました。この結果に関して、ファスティング合宿を監修した順天堂大学大学院の先任准教授、鈴木先生にお話を伺いました。

【順天堂大学大学院 先任准教授 鈴木 良雄先生】

博士(農学) 2011年11月より、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の先任准教授。 研究分野は人間栄養学、機能食品、スポーツ栄養など。

「今回のファスティング合宿で筋肉の減少率がスムージー群よりもヨーグルト群のほうが少なかったという結果が得られ、筋肉量をキープしつつ、痩せることができたことが判明しました。頭部のサイズ減少に関しては我々としても意外な結果でした。というのも、頭部は筋肉と皮膚が頭がい骨を覆っており、脂肪がある部位は頬やフェイスラインなどのわずかな部分。非常に興味深い結果です。グラフを見てわかる通り、スムージー群に比べてヨーグルト群の頭部の脂肪量・脂肪率の減少率のほうがはるかに高いことが示されています。何故そうなるのかというメカニズムは、今後の研究課題ですね」

――さらに効率的に結果を出すためにはどうしたらいいでしょうか?

「何よりも健康的な生活を送ることが一番です。そのためには、新陳代謝をアクティブにすること。そのためには適度な運動ですが、運動といってもジムやランニングなどの激しい運動ではなく、日常の何気ない動きで十分なんです。例えば、駅でエスカレーターは使わず階段を昇ったり、電車では座らずに吊り革に掴まって立つだけでOK。ファスティング中、家でじっとしているよりも、ふだん通りに活動して筋肉を使ったほうが、筋肉量を維持して、脂肪を燃焼しやすくなりますよ」

――ちなみに、なぜ今回のファスティングは4日間だったのでしょうか?

「以前、別のグループで1週間のファスティングを行ったのですが、4日目までは体重の減少が見られましたが、5日目以降は体重が増えてしまった人がいました。つまり4日間は頑張れても、それ以降はダイエットに対してモチベーションが下がってしまう方もいるようなので、短期集中の4日間でファスティングを行うのがベストだったのです。また、通常理想とされる栄養バランスとは異なるため短期間のファスティングを設定しています。自宅でもできる方法なので、働く女性でも挑戦しやすい方法です」

結論!年末に向けてヨーグルトファスティングを取り入れるべし

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以上のことから、高たんぱくなグリークヨーグルトによるヨーグルトファスティングで、高いダイエット効果&小顔効果を得られることがわかりました。

これからの年末シーズンでは、クリスマスや忘年会、そしてお正月があるため、外食が増えて体重が増えてしまった・・・なんて経験ありませんか?
そんなときこそ、無理なく続けられるヨーグルトファスティングを取り入れるチャンスです! 週末は飲み会や女子会の予定をいれて、平日はヨーグルトファスティングで調整するのも良し。お正月休みを利用して、挑戦してみるのもいいですね。今年の年末は、冷蔵庫にグリークヨーグルトを常備することをおすすめします。

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