物忘れがひどい…それは脳にゴミが溜まってるせいかも!? カンタンな脳ケア3選

物忘れがひどい…それは脳にゴミが溜まってるせいかも!? カンタンな脳ケア3選

最近、物忘れがひどい。疲れてるのかしら。そんな風に思ったことはありませんか? 実は「認知症」は40代から進行がはじまると言われています。早めの脳ケアを始めましょう!

40代から忍び寄る認知症の影

認知症といえば70代の病気。まだまだ自分には関係ない…と思いきや。認知症は脳の神経細胞に「アミロイドβ」や「タウタンパク」といった、いわゆる“脳のゴミ”が溜まるのが原因と一つとされています。

「アミロイドβタンパク」は、認知症を発症する15~20年前、つまり45歳頃から脳に蓄積し始めるのです。

「アミロイドβ」が溜まり、「タウタンパク質」も溜まり始めると、脳が炎症状態になり、脳細胞が死滅していってしまいます。次第に物忘れなどの症状が目立ち、そこから約5年で過半数の人が認知症へと進みます。

簡単! 早めの脳ケア3選

脳の使い過ぎや睡眠不足、ストレスや老化など、人生のあらゆるきっかけで“脳のゴミ“は蓄積していきます。もちろん、”脳のゴミ”を溜めないようにするのが一番ですが、溜まってしまったものをそのままにするのではなく、早いうちからケアすることも重要といえます。

認知症のリスクを少しでも下げるためには、アミロイドβやタウタンパクといった“脳のゴミ”をなるべく溜めないようにする、排出するということが重要になります。そのために、簡単にできる脳ケアをご紹介します。

【1】睡眠の質を上げる

睡眠中の脳の活動のひとつに、老廃物の排出があります。日中の活動で発生した不要な「アミロイドβ」は脳脊髄液が回収し、排出します。

睡眠の質を上げる方法

・寝る直前のお酒やタバコを避ける
・寝る前60分はスマホなどの電子機器を扱わない
・昼間に日光を浴びる
・汗をかく程度の運動をする
・眠い時に30分ほど昼寝をする
・ぬるめのお湯で10分以内の半身浴 
・成人は睡眠時間を最低でも6~7.5時間取る など

【2】ブレインフードを食べる

ブレインフードとは、脳の活性化のために必要な栄養素や、脳機能障害を予防するための食品です。ここではブレインフードの一例をご紹介します。

●青魚

鯖や秋刀魚といった青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)という成分が多く含まれます。DHAは、脳の神経細胞を活性化させたり、傷ついた神経細胞を修復したりする効果があります。

●チョコレート・赤ワイン

チョコレートや赤ワインにはポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには「アミロイドβ」や「タウタンパク」の蓄積を抑える効果があります。ただ、ワインはアルコール分も含まれているため、飲み過ぎには注意が必要です。

●大豆

大豆にはPS(ホスファチジルセリン)という成分が含まれています。PSとは、脳の細胞膜の20%を占める成分のこと。

脳細胞に溜まった「アミロイドβ」や「タウタンパク」の排出を促進する効果や、DNAと結合することで細胞膜の柔軟性を高める効果があります。PSは体内でほとんど作り出すことができないため、日々の食事で補うのが良いでしょう。

【3】きちんと歯を磨く

歯周病菌に含まれる毒素は、記憶をつかさどる海馬に「脳のゴミ」を増やし、認知症の症状を悪化させるといわれています。きちんと歯を磨いて口内をきれいに保つことも脳のケアにつながっています。

 Profile
■監修/矢澤一良教授

早稲田大学
ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所
ヘルスフード科学部門 研究院教授
■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
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