【今買うべき本命クリームは?】美賢者が斬る!「2019年は新作クリームが狙い目」

【今買うべき本命クリームは?】美賢者が斬る!「2019年は新作クリームが狙い目」

肌の乾燥が深刻化する今の時季、確実に潤いをチャージできるクリームはマスト。でも、私に合うのは? どんな質感がベスト? 新作の実力は? ベタつかない? 尽きないクリームの疑問に美賢者がアンサー。

【教えてくれるのは】

美容ジャーナリスト 吉田昌佐美さん
長年のキャリアと巧みな取材から得たコスメの知識でVOCE読者のスキンケア問題や肌悩みを解決へと導く“スキンケアの母”。今季の新作クリームは、ほぼチェック済み。

ビューティサイエンティスト 岡部美代治さん
“スキコン”をはじめ、数々の名品を世に送り出したカリスマ化粧品開発者。専門家ならではの鋭い視点で分析するコスメ評が読者から人気を集めている。

新知見を体感するなら新作クリームが狙い目

岡部美代治さん:今季のクリームの中で、新鮮に感じたのが雪肌精 MYVやエストなどの“糸引きテクスチャー”。クリームが柔らかく柔軟な保護膜をつくって、ピタッとなじむ。このベタつきのない質感は、形状の進化であり、技術力向上の表れ。僕の研究員時代にはこういう質感のものはベタついて“納豆クリーム”なんて表現をされましたから。

吉田昌佐美さん:今、どの化粧品メーカーも“感性”の研究に力を入れていますよね。その感性の一番の出しどころがテクスチャーということで、クリームも浸透のよさや香りで癒やしまで得られるような時代なのに、「クリームがベタつく」なんて言うのは“食わず嫌い”の証。使わなきゃもったいない!

岡部美代治さん:そうですね、“五感”で楽しむというのが今のクリーム。シャネルのル リフトは、快感ともいえるような心地の繊細なテクスチャーを3種も揃え、香りの纏わせ方の妙で、毎日使いたいという気持ちを掻き立てる。開発者目線で「うまい」と思える名品です。

シャネル ル リフト クレーム 50ml ¥16000
シャネル ル リフト クレーム フィン 50ml ¥16000
シャネル ル リフト クレーム リッシュ 50ml ¥16000

吉田昌佐美さん:今季、ランコムも大きな話題になりましたね。テクスチャーこそスキンケアの真髄という考えをもとに、それを科学的に極めた答えがランコム アプソリュ ソフトクリーム。スルッと溶けてみずみずしい質感で入り込み、肌の内側を満たすという変化型のフォーミュラは、エイジングケア力もお見事! ベスコスに迷わず入れました。

ランコム アプソリュ ソフトクリーム 60ml ¥34000

岡部美代治さん:そのランコム含め、今季は高額クリームの豊作年でしたね。コスメデコルテ、エストなど実力派ブランドから続々と登場しました。

吉田昌佐美さん:今は、コスメデコルテ AQ クリーム アブソリュート Xに夢中♡ ゆるみを感じていた口元まわりが支え上げられてきた実感が! エスト ザ クリーム TRも好き。パワフルに保湿することがエイジングを制するという考えのもとで新知見も入っているし、即感じられるハリ感や潤いキープ力も含め総合力がすばらしい。

コスメデコルテ AQクリーム アブソリュート X 45g ¥50000

エスト ザ クリーム TR 30g ¥30000

岡部美代治さん:高額だからこそ、各メーカーがこだわり抜いた研究の成果や技術力が採用された最高峰の実力を備えていることは確か。価格に見合う“結果”を感じ取りやすいともいえますね。

吉田昌佐美さん:いまだに「高級コスメを若いうちから使うと肌が甘えそうで怖い」と言う人が多いと聞いてビックリ! 早くから手厚いケアをするほど肌老化の速度を遅らせることができるのに。

岡部美代治さん:アスリートはしっかり鍛えれば年をとっても活躍します。肌もそれと同じ。早くからいい成分をあたえて鍛えるほうが美しさを長く保てるのは間違いのない事実。でも、高いからいいというワケではありません。プチプラの進化も目まぐるしいものが。

吉田昌佐美さん:最近のクリームは価格が手頃でも本当にいい仕事をするっ! 新作だけ見ても、アクアレーベルのスペシャルジェルクリームA(オイルイン)には資生堂が世界に誇るD‐アミノ酸が配合されていて、エイジングケア効果がバリバリ狙えるし、キュレルのモイスチャーバームも干からびてトゲトゲした角層をフィックスする包帯役になるから敏感な時にも安心! オルビスもシンプルなジェルクリームのようで実はアプローチが深く、肌の水路に働きかけて表皮から真皮までがっちり保湿できる。研究力と技術力を持つ大手メーカーのものは安くても質が高いのでビギナーにもおすすめ。

岡部美代治さん:研究力という点に紐付けるなら、今季さらに盛んになり、著しく進化したと感じる分野が幹細胞ですね。

吉田昌佐美さん:同感です。コスメデコルテ、AQにクレ・ド・ポー ボーテ、ヘレナ ルビンスタインにも幹細胞研究の成果が採用されていますし、今季を象徴するクリームのトレンドのひとつといえますね。

クレ・ド・ポー ボーテ クレームイユー レジェネランS (医薬部外品) 15g ¥25000(3/21発売)/資生堂インターナショナル

ヘレナ ルビンスタイン プロディジー CELグロウ クリーム 50g ¥33000

岡部美代治さん:いまや幹細胞なくしてアンチエイジングは語れない時代。今年も資生堂の研究者が幹細胞について新たな発見をして世界的な化粧品学会で話題に。ますます幹細胞の勢いが強まり、来季のクリームにも生かされるはず!

撮影/飯塚将士(TRIVAL/静物)、伊藤泰寛(人物) 取材・文/金子優子 構成/河津美咲

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