コスパも抜群?進化する「セルフヘルスケア」の2大トレンドとは?

コスパも抜群?進化する「セルフヘルスケア」の2大トレンドとは?

日本の健康・美容に関係する商品やサービスはメジャーなものだけでも数多くあります。今回はその中でもセルフヘアルスケア市場に注目した調査を紹介。生活者への調査をもとに、日本のセルフヘルスケア市場規模を推計したところ、6兆円にも迫る巨大な規模の市場であることがわかりました。

巨大になった日本の「セルフヘルスケア」市場

健康や美容に関係する商品やサービスは、メジャーなものだけでも健康食品、サプリメント、OTC医薬品(処方箋なしで店頭で手に入る一般医薬品)、健康系の機能を訴求した食品・飲料、フィットネス、マッサージ、エステなど数多くあります。

中でも「自分で自分をケアする」ものをセルフヘルスケアといいますが、株式会社インテージの行った調査では、日本のセルフヘルスケア市場は、なんと推定で5兆7,351億円という、6兆円にも迫る巨大な規模の市場であることが判明。

セルフヘルスケア、と一口に言っても、その内容は様々です。健康維持・増進や美肌等を目指す食品や飲料、サプリメントをはじめ、医薬品や化粧品、ヘアケア商品、健康器具、睡眠グッズや入浴グッズなど多岐に渡ります。それら全ての市場規模を考えると6兆円近いのもうなずけるかもしれません。ここからは、このセルフヘルスケアにおける2つの大きなトレンドについて紹介していきます。

トレンド1 機能訴求の食品がより身近に

1つ目は、健康・美容効果を期待させる一般食品・飲料が、生活者にとってより身近な存在になったことです。

2015年4月開始の消費者庁による「機能性表示食品制度」をきっかけに、コンビニやスーパーなどの身近な場で、健康・美容効果を期待させる一般食品・飲料が並ぶようになりました。2018年末時点では、800を超える加工食品・生鮮食品がそれぞれに機能を訴求しており、今もなお新商品が次々と発売されています。

「ヘルスケアフーズ」の推計市場規模の動きをみてみると、「健康・美容目的で摂る一般食品・飲料」はプラス150億円と1.3%増えており、機能性表示食品市場の活性化は、この一般食品・飲料市場の伸びの要因のひとつとなっています。

トレンド2 スポーツ・運動市場の活性化

もう1つのトレンドは、2020年の東京オリンピック開催をターゲットに、スポーツ・運動全般のサービスや商品に注目が集まり市場が活性化していることです。

そもそもスポーツ・運動は、生活者のセルフヘルスケア活動において大きな選択肢の一つです。例えば、「健康維持/体力増進」のセルフヘルスケア市場をみると、「一般食品(生鮮含)・飲料」が9,941億円と最も大きい市場ですが、「スポーツ用品・サービス(ジム・フィットネスなどを含む)」は5,001億円と、2番目に大きな市場となっています。

もともと「食」と「身体を動かすこと」は結びつきが強いものでしたが、近年はその傾向がより強くなっているようです。健康意識の高い生活者が集まるフィットネスジムなどの施設では、個人の状況に応じたヘルスケアフーズのクロス販売が増えていますし、その販売に健康データを活用する、新たなヘルスケアサービス・技術も次々と生まれています。

先進的な事例としては、近年急速に一般化した遺伝子検査キットの解析データを活用することで1人1人にあった運動メニューや食事メニューを提案し、さらに関連した商品やサービスの推奨、販売につなげるといったサービスがはじまっています。

このように、買い物の場で身近に感じている変化や技術、サービスの進化がすでに調査からも見えてきているようです。気になるセルフケアがあれば、チェックしてみても良いかもしれません。
※本記事は、株式会社インテージの発表を基に制作しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000036691.html

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