【つらい目のかゆみに】花粉症対策の食事にサバを取り入れて炎症を抑えよう!

【つらい目のかゆみに】花粉症対策の食事にサバを取り入れて炎症を抑えよう!

花粉症の原因となる植物は何種類もあり、ほぼ一年中、何かしらの花粉が飛んでいるともいえます。

花粉症の目のかゆみで生産性も落ちる!?

代表的な花粉スギ・ヒノキは2~5月、草の花粉症の原因となる“カモガヤ”などイネ科の植物は5~7月、“ブタクサ”、“ヨモギ”は8~9月、“カナムグラ”は9~10月ごろに花が咲いて花粉が飛ぶようになります。

花粉症は、季節性アレルギー性鼻炎というアレルギー症状のひとつです。主な症状ではくしゃみや鼻水、鼻づまりが知られていますが、目のかゆみや涙目といった目の症状を持つ人も多くいます。スギ花粉症の人を対象にした調査では、花粉の飛ぶ量が多くても少くてもかゆみなど目の症状はあまり変わらず、また目の症状がある人は鼻の症状も重いと報告されています。

また、花粉症と労働の関係を調査したところ、4人のうち3人は花粉症のために仕事がしづらく、生産性が下がったと感じており、また目のかゆみなどの症状がひどくなると労働時間が減ってしまうリスクもあるといいます。かゆさのあまりうっかり目をこすって腫れてしまう可能性もあり、目の症状は軽く見ることができません。

花粉症の目の症状を抑えるには、まずは花粉が身体に届かないようにすることが大切です。通常の眼鏡であれば目に入る花粉症をおよそ4割、花粉症用の眼鏡であれば6割以上カットすることができるといいます。こうした対策をうまく使い、目を花粉から守りましょう。

食用油からアレルギー物質へ

花粉症はアレルギー症状のひとつで、花粉が鼻や目から身体の中に入ってくると、異物とみなして身体の外に出そうとする働きが始まります。このとき、“ヒスタミン”や“ロイコトリエン”といった化学伝達物質がかゆみやくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を引き起すきっかけとして働きます。

花粉症の薬には“抗ヒスタミン剤”といったタイプがあるので、聞いたことがあるかもしれません。ヒスタミンはくしゃみや鼻水、かゆみなどに関わり、ロイコトリエンは鼻づまりやかゆみ、アレルギー症状のひどさなどに関わっています。こうした物質はもともと身体の中にあって、免疫の働きに関わる重要な物質です。なくしてしまうことはできないのですが、薬でその働きを抑えてアレルギー症状が出ないようにすることができるのです。

花粉症に関わる物質の中でも、ロイコトリエンは生活習慣によってたくさん作られてしまい、アレルギー症状を重くする可能性が指摘されています。サラダ油などの食用油に含まれている“リノール酸”は、ロイコトリエンの元になります。揚げ物など食用油を多く取ることで、そこからロイコトリエンが多く作られ、アレルギー症状がより重くなる、と考えられているのです。

これに対し、魚に含まれるDHA、EPAなどの脂質(n-3系脂肪酸)には、炎症を抑える作用があります。食用油のとりすぎを抑え、魚や、“えごま油”などに含まれ体内でDHA、EPAなどに変わる“α-リノレン酸”をできるだけ多くとることが大切なのです。

そこで、DHAやEPAなどが多く含まれる魚を中心とした食事が見直されています。サバは日本人の消費量では年間10位以内に入るお馴染みの魚。昭和40年代には日本の食卓で上位3位に入っていましたが、近年では消費量が下がっています。

サバは食べ方も、水煮の缶詰など保存がきく製品も豊富です。干物などの塩分が気になる人は、塩ではなく塩麹につけて焼くと身がふっくらして塩分控えめのメニューになります。美味しく季節を感じられるサバを食べて、花粉症に強い身体を目指しましょう。

統計データ

週に1回以上、サバを食べていない人は、花粉のシーズンに目が痒くなるリスクが2.41倍になります。

A: 週に1回以上、サバを食べていますか?
B: 花粉のシーズンは目が痒くなりますか?

集計数:309人
・オッズ比  AをしないとBになるリスクがX倍になることを示しています。
・信頼度  信頼度はデータの関連性の正しさを表しています。
(統計学のZ検定を使用)
>数値の見かたはこちら

サバについて

乙女脳をキープする「DHAフィッシュ」
サバというと、「え~っ、生臭くて苦手……」という声が正直多い。でも、 それはサバの本当のおいしさを知らないから。しかも、サバの隠れた 美容パワーを知れば、今夜からあなたもサバが食べたくなるはずだ!!

サバの保存方法

サバは魚の中でも特に傷みやすい魚種。なぜなら、サバの身には水分が多く、さらに体内に多く含まれる分解酵素で自己消化を始めてしまい、腐敗化を進めてしまうから。しかし、お肉のように冷凍しちゃえ!! と思いきや、サバを生のまま冷凍すると、水分が多いため解凍時に出る汁で旨みが全部逃げてしまうのでNG。そこで、オススメの方法は、しめるか、味噌煮にすること。酢でしめれば、鮮度の劣化を少しくいとめることができるし、また味噌煮にして冷凍すれば、解凍時に出る汁を煮汁で閉じこめることができ、旨みを逃がさないぞ。

しめサバの手まり寿司

サバの弱点は、日持ちがしないこと。マグロなどのように生のままキープするのは難しい。これは、旨み成分のグルタミン酸が多いことが原因。そこで、オススメは酢でしめること。そうすれば、生臭さも気にならないし、日持ちもする。  518kcal

作り方(2人分)
1.米は炊く30分以上前にといで、ザルにあげて水気をきる。
2.しその葉・生姜は千切りにする。
3.(1)は普通の水加減で炊く。
4.ご飯が蒸れたら、熱いうちに甘酢生姜を 切るようにして混ぜ合わせ、あおぎながら冷ます。 全体になじんだら、しそ・ごまを加えて混ぜる。
5.(4)を丸く結び、薄くそぎ切りにした しめサバでくるみ、もう一度軽く握る。

料理のキメテ
生臭さが気になる人は、 しそなどの香り成分が 強い食材を加えて

材料
しめサバ1枚
米1カップ
甘酢生姜20g
しそ5枚
白ごま大さじ1

サバのブルーベリー煮

サバとブルーベリー!? 想像できないという人もいるかもしれないが、これが意外や意外、まろやかな風味でおいしくいただける。ブルーベリーといってもほんのりと甘みが出る程度に使用。これにより、ブルーベリーに含まれるアントシアニンも同時に摂ることができて◎。臭み消しには、生姜をプラス。隠し味に醤油が入っているので、ご飯のおともにも最適。 292kcal

作り方(2人分)
1.サバは皮に切り目を入れておく。
2.玉ねぎは繊維にそって5mm幅に切る。 生姜は薄切りにする。
3.鍋にA・生姜を入れて中火にかけ、 沸騰したら、サバ・玉ねぎを加え、再び沸騰したら ブルーベリーを加え、15分ほど弱火で煮る。
4.(3)を器に盛り、チャービルを添える。

料理のキメテ
長時間火を通すと、 サバ独特のぱさつきが 出るので注意!!

材料
サバ2切れ
玉ねぎ1/2個
ブルーベリー30g
生姜1/2片
A
赤ワイン1/2カップ
水1カップ
ローリエ1枚
醤油大さじ1と1/2
砂糖大さじ1
チャービル適宜

サバのチゲ鍋

美容のために食べたいけれど、サバ独特のにおいが苦手で、という人にぜひ試してほしいのが、このチゲ鍋。臭みがある食材には、そのにおいを消すぐらい香りの強い食材を掛け合わせるとおいしくいただける。チゲ鍋ならニンニク、唐辛子、ニラなど香りが強い野菜もたくさん入るので、サバのにおいとのバランスも◎。鍋ものだから、脂っぽさも気にならない!! 363kcal

作り方(2人分)
1.サバはそぎ切りにする。
2.水菜は5cm長さに切る。豆腐は食べやすい大きさに切り、 ニラは3cm長さに切る。エリンギは手で裂いておく。 キムチは食べやすい大きさに切る。
3.鍋に水3カップ(分量外)を入れ、 Aを加えて、味をととのえる。
4.(3)にキムチ・豆腐を加え、再び煮立ったら サバを加える。火が通ったら 他の具を加えて煮ながら食べる。

料理のキメテ
サバを最初から入れると ぱさつくので後から 入れるのがコツ

材料
サバ1/2尾
水菜1/2袋
木綿豆腐1/2丁
エリンギ2本
ニラ1/2袋
キムチ200g
A
醤油大さじ1
スープの素小さじ1
ニンニクすりおろし1/2かけ分
ごま油大さじ1/2

サバのエスニックつみれ

サバは香辛料とも相性がいいので、エスニックテイストの料理にもマッチしやすい。しかも、つみれ状にすれば、サバの身をたっぷりといただくことができて、美肌効果も満点。香菜やナンプラーなどクセがある香辛料や食材をたっぷり使うといいだろう。冷めてもおいしいからお弁当にもバッチリ!  318kcal

作り方(2人分)
1.サバは中骨・腹骨を取り、 スプーンでかき出すようにして 皮から身をはがす。 Aと共にフードプロセッサーに 入れてなめらかにし、取り出して 7mm長さに切った香菜を加え混ぜる。
2.160~170度に熱した油に(1)を丸めて入れ、 弱火でじっくりと揚げる。ある程度火が通ったら 180度に温度を上げてからりと揚げる。
3.器に包菜を敷き、(2)を盛り、くし切りにしたライム・ 混ぜ合わせたBを添える。

料理のキメテ
弱火でじっくり 揚げると、つみれの 食感がモチモチに

材料
香菜10g
A
ナンプラー大さじ2/3
酒大さじ1と1/2
豆板醤小さじ1/2
砂糖小さじ1/2
片栗粉大さじ2/3
揚げ油適量
包菜2枚
ライム1/4個
B
はちみつ大さじ1/2
豆板醤適量
ナンプラー小さじ1/2

撮影/外山亮一、浜村多恵、中原一孝 監修/竹内冨貴子 フードスタイリング/阿部まゆこ、鈴木亜希子 協力/my healthy

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