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1 お母さん病って何?

うつっぽかったり、体調が思わしくなかったりしたとき、その症状だけに注目しがちです。もしかしたら、心身の不調は「お母さん病」による刷り込まれた思い込みかもしれません。自分のうつを治した薬を使わない精神科医・「みやじっち」こと宮島賢也先生に、うつとお母さん病について教えていただきました。

『精神科医が教える「うつ」を自分で治す本』(アスペクト)宮島賢也»

鬱の原因は?お母さん病とは?

「お母さん病」とは?

自分に満足せず、足りないものを他人の評価、お金、仕事などで埋める生き方を刷り込まれている心の状態が、「お母さん病」です。それがうつ病を始め、体の病気も含めてあらゆる病気や人間関係、夫婦関係、親子関係の不和の原因と感じています。これは母親が悪いと追及するものではありません。「お母さん病」を子どもに刷り込んだ親たちも「お母さん病」を刷り込まれて、生きてきたのです。

現状に満足しちゃだめ、あの子より成績が悪い、もっと頑張りなさいなど、家庭のしつけや、学校教育の競争の中で刷り込まれていく「お母さん病」。子どものころに刷り込まれた「お母さん病」は、大人になっても影響が残ります。特に、ヒステリックなお母さんの影響が非常に強い。また、怒鳴らないけど、目で子どもをコントロールするお母さんは、子どもがお母さんの顔色を見て察して動くようになり、子どもは「お母さん病」になりやすいのです。その子は、心の調子を崩す人もいれば、同じようなお母さん、お父さんになっていく人もいます。
「病気の原因は生き方」と考えると、自己改善が可能に
うつに限らず、体と心(精神)の病気の根本には、小さいころからすり込まれた「自己否定」「自己嫌悪」「自責感」があると感じています。病気の症状は、自己否定や、人間関係の葛藤、夫婦関係、親子の関係を教えてくれているのです。原因を考えず、病気の症状を薬で抑えることばかりに注力していると、「生き方が苦しいままだよ」と体からの愛のメッセージの症状が警告サインとして大きくなってくれるのです。

心の病気も体の病気も全て、病の根本から治していくことが大切です。たとえ全身の血流改善をしようとしても、働き方、生き方、人間関係が変わっていなかったら、対症療法(治すのではなく、症状を抑える)になってしまう。病気は夫婦、親子の関係、自分を見直すチャンス。大きな病気も生き方を変えるチャンス。「もっと楽に生きて」という、体からのサインだったりします。

1つのことを「心配」「不安」「恐れ」で見ることもできれば、「喜び」「愛」「感謝」で見ることもできます。心配で選ぶこともできれば、喜びで選ぶこともできるのです。仕事も、失業や人間関係の不安や恐れで働くより、やりたいことを楽しむことがお勧めです。たとえ、それで仕事を辞めることになったときでも、何でも許されるなら、何したい? 今、やっている仕事を5年後、10年後も続けていたい? すぐでなくても、何年か後には、自分のやりたいことに向かってみませんか?

私の提唱する「お母さん病」は、「思い込みに気づき、卒業することで、今を幸せに生きる」ことを自分で実践する生き方の一助となる提案です。

宮島賢也先生の著書

『医者なし薬なしでいつの間にか「うつ」が消える本』(KKベストセラーズ)宮島賢也
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PROFILE

監修:宮島賢也

監修:宮島賢也

自律神経免疫療法の湯島清水坂クリニック院長。薬を使わない精神科医として、全国で感動講演。著書に『精神科医が教える「うつ」を自分で治す本』(アスペクト)など多数。

協力一覧+ イラスト/ふるやますみ

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